以前から愛用しているmicroSDメーカーの「Team」から、先月2019年6月に新作のU3対応モデルが発売されたので早速使っています。
今回購入したのは128GBのmicroSDXC。UHS-1 U3対応の高速モデルでありながら128GBで1,980円という低価格。なお256GBでも4,380円、512GBでも9,680円と上位モデルでもリーズナブル。ただ容量あたりの単価は128GBモデルがもっともコストパフォーマンスに優れており、今後の売れ筋になるのはこの容量なのではないかと思います。
TeamのmicroSDは以前から分かりやすい色を採用したデザインが特徴でしたが、今回も例に漏れず容量ごとに識別しやすい色で分けられています。128GBモデルは緑と白のツートンを金色のラインで分割するデザインとなっており、英国のモータースポーツ感を漂わせる色使いで中々好み。容量が変わるとこの緑の部分の色が変わり、64GBだと青、なお256GBだと紫、512GBだと赤になります。
ベンチマーク
今回のTeamのUHS-1 U3対応microSDXCと、参考用に同じくUHS-1 U3対応のSanDisk Extremeの128GBをベンチマークアプリで速度計測してみました。
結果としてはU3対応の新モデルは書き込みが45.9MB/s、読み込みが80.8MB/s。読み込みではSanDiskを上回るものの、書き込みは66.1MB/sのSanDiskに劣る数字でした。
低速だと機能制限されるOsmo Actionでも問題無し
以前レビューしたOsmo ActionではUHS-1 U3規格未満のmicroSDカードを挿入した場合、4K動画の再生機能がソフトウェア的に制限されてしまうという点を紹介しましたが、今回のTeamの新作microSDXCを入れて確認してみたところその点は問題無し。4K対応アクションカメラ用のmicroSDとして使えそうです。
なお、低速のmicroSDを挿入した場合4K動画再生時にこのようなダイアログが表示されて再生できません。
大容量、高速、低価格の三拍子で今後の定番になるかも
TeamのmicroSDは安い上にスタイリッシュで識別しやすい点で今までも愛用してきたのですが、旧モデルでは先述したとおりアクションカメラで使った際に性能不足で困ることもありました。今回発売されたUHS-1 U3規格対応の新モデルはその点をクリアしており、Osmo Actionで実際に確認したところ問題なく4Kをフル機能で使えたため、今後のmicroSDの選択肢としては定番になるかもしれません。ただ書き込み速度がSanDiskと比べると遅いのは懸念点ではありますが、そこは価格差があるので書き込み速度に差額を出すか否かといったところでしょうか。
今回紹介したTeamの128GBのmicroSDXCはAmazonにて1,980円で購入可能。4K撮影対応スマートフォンやアクションカメラ用としておすすめです。