いち早くGaN(窒化ガリウム)採用により小型化を実現したUSB type C充電器を販売しているRAVPowerから、MacBook Pro等に対応した61W出力の充電器「RP-PC112」が発売されました。
今回発売された「RP-PC112」は、1つのUSB type C端子を搭載し最大出力61WというスペックのUSB充電器。61Wと出力が大きいながら、GaN(窒化ガリウム)を採用する事でAppleのMacBook Pro用充電器などと比べるとかなり小型なサイズに収まっています。
プレスリリースによると、MacBook Pro 15インチモデルなどをはじめとしたデバイスの充電所用時間は以下のとおり。
Apple MacBook Pro 15インチ (2018/A1990):約 122 分
Apple MacBook Pro 13インチ (A1706):約 107 分
Apple MacBook 2015 12インチ (A1534):約 90 分
Apple iPad Pro 2018:約 135 分
Apple iPhone XS Max:約 122 分
Apple iPhone XS:約 123 分
Apple iPhone XR:約 104 分
Apple iPhone X:約 132 分
Dell XPS 13 (9360):約 160 分
HUAWEI Mate 20 Pro:約 120 分
Samsung S10:約 90 分
Samsung S9:約 108 分
Samsung S8:約 106 分
15インチMacBook Proが約2時間、12インチMacBookが約1時間半で充電する事ができます。
また、発売直後の期間限定で割引クーポンも配布されており、8月4日中までは20%の割引を受ける事が可能。
PC112PR08
上記クーポンでブラックが4,799円→3,839円、ホワイトが4,599円→3,679円で購入可能となります。
GaN採用の小型USB PD対応充電器は先日レビューしたAnker PowerPort Atom PD 1が人気ですが、出力が30Wということで13インチMacBook Proや15インチMacBook Proなどの高出力を要するモデルでは動画編集や写真編集などの高負荷な作業では充電速度が放電速度に追いつかず、電池残量が減っていく事も。
今回のRAVPowerの61Wはその2倍以上の出力となっているため、純正が87Wの15インチモデルでは全開で回すと追いつかないであろうものの、13インチモデルに関しては純正と同じ61Wなためフルパワーで問題なく利用可能。15インチモデルに関してもおおよその作業内容はカバーできそうなので、純正より50%サイズダウンできる本機はMacBook Proユーザーにはかなりおすすめできる新製品となっています。
筆者も早速購入してみました。到着次第15インチMacBook Proで使ってみたいと思います。