親機と同じ番号で発着信できるeSIMのワンナンバーフォンがiPhoneにも対応、オンライン限定で9,900円→4,900円に

公開:2020.1.31 / 最終更新日:2021.06.15

ドコモから発売されている、親機のスマートフォンと同じ番号を内蔵のeSIMに書き込んで発着信できるスマホの子機「ワンナンバーフォン」がiPhoneにも対応し、半額セールも実施中です。


ワンナンバーフォン ON 01」はZTE製のeSIM採用通話専用端末。ドコモのスマートフォンを親機とし、同じ電話番号をeSIMに複製して発着信でき、スマートフォンは平行して別の操作をする事ができます。

例えば電話を着信した際、スマホでスケジュールを確認したりメモを取ったりするにはハンズフリーモードにする、ヘッドセットを使うなどの工夫が必要ですが、ワンナンバーフォンがああれば子機のワンナンバーフォンを耳に当てて通話、親機のスマートフォン本体はカレンダーやメモ帳などのアプリを自由に通話しながら使う、といった使い方が可能。

ワンナンバーフォンは親機とは独立して通信回線を持っているデバイスのため、スマートフォンを家で充電したまま外出し、ワンナンバーフォンだけで通話をするといった使い方も可能です。

同様の仕組みの端末としてはセルラー回線搭載のApple WatchもeSIMに親機と同じ電話番号を書き込んで技術的には同一の使い方は可能なものの、やはり受話器としては最適でない形状で、腕時計タイプだと腕が疲れてしまうという問題あり。その点、ワンナンバーフォンは55gの超軽量な通話子機として使えるため、快適な受話器として使う事ができるのが魅力です。

従来Androidスマートフォンのみ親機に設定可能でしたが、今回のアップデートによりiOS 11以降のiPhoneにも対応。親機がAndroidでもiPhoneでもセットアップ可能になりました。

ドコモオンラインショップでの通常価格は9,900円となっていますが、現在4,900円に値下げセール中。eSIM搭載端末としては先日レビューしたRakuten Miniの2.2万円を遥かに下回る低価格で、eSIM端末を体験してみたい方にもおすすめの一台です。購入は以下のリンクから。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はAI業界で働くUI/UXデザイナー。英国育ち。東京、湘南の生活を経て北海道へ移住し、理想の住環境を整えつつ乗り物趣味を満喫するべく試行錯誤中。