ドコモ回線を利用したeSIMの通信サービスを提供しているMVNOのIIJmioが、eSIM初期費用0円キャンペーンを開始しています。
IIJmioはドコモなど大手キャリアの回線を用いて格安SIMのサービスを提供しているMVNO。格安SIM事業者としては珍しく物理SIMの発行を伴わない「eSIM」のサービスを提供する設備を備えており、最新のiPhone SEを始めとするeSIM対応のiPhoneなどのスマートフォンに物理SIMカード無しで回線追加する事が可能となっています。
楽天モバイルの販売するRakuten Miniにも導入可能で、楽天回線+ドコモ回線のデュアルキャリア構成にする事も可能。
eSIM第一弾としてIIJmioが2019年7月に提供開始した「eSIMプラン(ベータ版)」は月額1,520円で6GBの高速データ通信が使えるサービス。更に2020年3月には月額150円から維持でき、任意の容量を必要に応じて追加できる「データプラン ゼロ」もリリースされ、eSIMは2つのプランから選択可能に。。今回のキャンペーンはこれら2つのプランいずれも対応となっており、どちらを契約する場合でも通常時発生する初期費用3,000円(税抜)が0円になります。
データプラン ゼロ | eSIMプラン(ベータ版) | |
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月額利用料 | 150円 | 1,520円 |
バンドルクーポン(データ量) | 0GB | 6GB |
データ追加 | ○ | × |
データ追加料 | 1GB 450円(毎月1回目のみ300円) | – |
データ量超過後の通信 | 通信不可 | 200kbps |
どちらのプランがお得かは月々使う容量にもよりますが、基本的に4GB〜6GB使う方であればeSIMプラン(ベータ版)がお得。詳細はデータプラン ゼロ登場時の記事で具体的に比較しているので参考までに。
ドコモ回線を使ったIIJmioのeSIMは既存のiPhoneなどで容量を少しだけ追加したい場合、ドコモ以外のキャリアを使っている場合にドコモ網のエリアをカバーできるIIJmioをバックアップ回線として追加したい場合などに便利です。
iPhoneであればiPhone XS、iPhone XR以降の機種であればeSIMに対応しており、既存の物理SIMカードの回線を残したまま2本目の回線として追加してデュアルSIMで運用できるので、是非検討してみてください。