2020年春に発売された最新型のiPhone SE用のガラス製保護フィルムをメーカーの「GAURUN」さんより提供頂いたので、紹介していきます。
GAURUNのガラス製保護フィルムは100℃~400℃で製造された一般的なガラスフィルムとは違い、500℃以上の温度で3時間以上加工するコア(CORE)工程を実施することで一般のガラスフィルムより耐衝撃性・強度が高く出来ているとの事。
今回はメーカー提供品を実際にiPhone SEに貼り付けて使用感を紹介していきます。
パッケージ・同梱物
こちらがGAURUNのガラスのパッケージ。黄色と黒の強いコントラストの色使いがどことなくアメリカンな印象です。
パッケージには位置合わせ用のフレーム、ガラス本体、画面拭き用のアルコールクロス2枚、埃除去用のシール2枚、気泡除去用のヘラが含まれています。
GAURUNのガラスを実際に取り付ける
付属のクロスで汚れを拭き取って取り付け用のフレームをiPhone SE本体に装着するとこの通り。この上からガラスを貼ることで、簡単にぴったりの位置に装着することができます。
貼り付けたところ。ここから指や付属のヘラで空気を押し出していき、混入した埃は指でガラスを浮かせて付属のシールを差し込んで除去すれば完成。
気泡と埃を除去して完成したところ。位置合わせフレームが良い仕事をしており、苦労無くぴったりの位置に付けられました。この手の位置合わせフレームは他社製品でも見ますが、今回のGAURUNの位置合わせフレームは精度が高く使いやすく感じました。
外周はエッジが立っており、ケース前提
GAURUNのガラスは厚さが分厚めとなっており、更にエッジが立っています。
正面からは見えませんが、側面から見ると完全に外周が浮いています。
ホームボタンの穴は下部から見えます。ここは見栄えが良くないポイント。
ケースを装着すれば収まりは良くなります。上下左右をしっかりカバーするケースと組み合わせるのが良さそうです。
外周の黒枠がやや画面に浸食
他に使っていて気になったポイントとしては、黒枠がやや画面にめり込んでいる事。左上のアンテナピクトを見ると分かりやすいのですが、黒枠が被さっていて見切れています。
メリット・デメリットが目立つガラス
GAURUNのiPhone SE用ガラス製保護フィルムは従来の同種の製品と比べると高い強度を謳っていたり使いやすい位置合わせフレームが付属していたりとメリットがはっきりしている一方で、エッジの形状や黒枠の食い込み、厚みによるホームボタンの段差が他社製品と比べると大きいなど、デメリットも感じられる製品。一長一短ではありますが、似たり寄ったりな画面保護ガラス製品の中でも特徴的なメーカーが出てきたのは面白いところ。
GAURUNのiPhone SE用ガラスは記事執筆時点でのAmazonでの販売価格は1,790円。1枚しか入っておらずやや高めの部類ですが、以前レビューした定番メーカーのDeffの全面保護ガラスは耐久性がやや低めだったので、強度を第一に考える&貼りやすい製品が欲しい方にはこちらが選択肢になりそうです。