外出にも在宅ワークにも。USB type C一本で完結する15.6インチモバイルディスプレイ「Lepow Z1」レビュー

Amazonにて販売されているLepowの15.6インチモバイルディスプレイをレビュー用に頂いています。


今回頂いたモバイルディスプレイ「Lepow Z1」はAmazonにて実売価格約1万円台後半で販売されているコストパフォーマンスモデル。通常のPC用モニターと比べると薄型軽量な上、USB給電により動作するためUSB type C端子による映像出力に対応したノートパソコン・スマートフォンと組み合わせればそのまま外出先で利用する事が可能です。

主なスペックは以下のとおり。

  • 画面サイズ:15.6インチ
  • 画面解像度:FullHD(1920×1080)
  • 入力:USB type C/Mini HDMI
  • サイズ:36.8×22.5×0.9cm
  • 重量:770g

15.6インチとモバイル用の画面としては大きめですが、最近モバイルディスプレイに増えてきた4KではなくFullHDを採用したモデルで、コストパフォーマンスとPCへの負荷の低さに優れたモデル。

それでは早速中身をチェックしていきます。

付属品としては左上から順に本体給電用のUSB type AのUSB充電器、USB type A-type Cの給電用ケーブル、本体マニュアル、保護フィルム貼り付け用のクリーニングクロス、保護フィルム、HDMI-mini HDMIケーブル、USB type Cケーブル、モバイルディスプレイ本体&スタンド機能付きのカバー。

素材にPUレザーを採用したカバーは質感が良く、適度なグリップ感があります。

こちらがLepow Z1本体。

本体下部から側面〜背面にかけての金属筐体は淡めのブルーとなっており、今年のiPhone 12 Proシリーズのパシフィックブルーが好きであれば同系統としておすすめできるトレンドに合ったカラー。

左側面はMini HDMI、USB type C、3.5mmオーディオの3つの入力端子を搭載。

右側は電源兼戻るボタン、上下選択ダイアル兼選択ボタン、給電用のUSB type Cポート。

スタンドは2つの角度に対応

本体のカバーのスタンド機能は2つの角度に対応しており、より直立に近い角度がこちら。標準的なアングルです。

倒した角度がこちら。なお、中間の角度であってもカバー内側に適度にグリップして自立するため、好みの角度に合わなければ2つの溝を無視して微調整も可能。

サイドボタンは音量や輝度を調整可能

右側面にある上下選択ボタン・戻るボタンを駆使すれば画面上のメニューで音量や輝度を調整可能です。

MacBook Air(M1)のサブディスプレイとして試す

MacBook AirにUSB type C一本で繋いだところ。MacBook AirのUSBポートからの給電で15.6インチディスプレイを問題なく稼働させる事ができ、追加での電源は不要。MacBook Air本体とこのディスプレイ、そしてUSB type Cケーブルさえ持てばどこでもデュアルディスプレイ環境が即席でセットアップできる手軽さは便利です。

発色に関しては上記の写真を見ると分かるとおり、MacBook Air内蔵ディスプレイと比べると色は淡め。ただ非光沢のため光が映り込みにくく、出先の作業での可視性には重宝しそうです。

本体にはスピーカーも内蔵されているため、動画を再生したりゲーム機を接続してプレイしたりする際に別途スピーカーは不要。音質に関してはMacBook Air内蔵スピーカーのような低音は出ないものの、音質は比較的クリアではっきり聞こえる音。映画鑑賞には迫力が欠けますが、YouTubeなどの動画鑑賞には十分使えそうです。

Macの綺麗な発色と比べると淡さが気になる所ではあるものの、変な色という訳ではなく色の正確さを求められる作業でなければ問題はそこまで感じないレベル。15.6インチという「ちょうどいい大画面」はノートパソコンに添える“ながらアニメ鑑賞”にもぴったりだなと感じました。

GalaxyのDeX機能もスマホからの給電だけで利用可能

手持ちのGalaxy Z Fold2で「Samusung DeX」機能を使ったところ。HDMI出力でモニターに映像を出す事でPCライクに使えるDeXですが、今回のLepow Z1はGalaxyのUSB端子からの電力だけで画面が点灯し、DeXが使えました。Galaxy本体の画面をマルチタッチのトラックパッドとして使えるほか、物理的なBluetoothキーボードを別途持参すればこれだけでPCレスでPCライクな作業環境がどこでも実現可能。

大画面をスマホのバッテリーで動かすので長時間の場合は実用性を考えるとモバイルバッテリーが欲しいところですが、PCを持たずにデスクトップ作業環境が作れるのはロマンです。

4Kを求めないのであれば十分な選択肢

実際触ってみるとカバー・本体ともに中々作りが良く、右側の上下選択ダイアルボタンがやや押しにくい事を除けばモバイルディスプレイとしての質感は良好。ここに追加で予算をかけて4Kという選択肢もありますが、非力なモバイルノートパソコンと繋いで使う場合はPCへの負荷の削減、及び電池消費の軽減といった意味でFullHDは賢い選択肢

デスクトップPC用のモニターと比べるとコンパクトなので、在宅ワークでスペースが限られている中で複数のモニターを使って生産性を上げたい、といった場合にも重宝するサイズ感。USB type C出力、あるいはHDMI出力が搭載されたPCであれば電源含めて付属のケーブルで完結するので追加の出費が不要なのもありがたいポイント。

筐体も狭額縁でスリムに仕上がっており、2018年にレビューした同サイズ・同解像度のGeChic On-Lap 1503Hと比べるとかなり近代的な筐体になっていると感じます。

個人的にはこのスリムな筐体を活かしてモニターアームで好きな場所にマウントできるVESAマウント機構が背面にあれば一層便利だったと思いますが、これに対応しているモバイルディスプレイはまだ少なく、ニッチな機能なのかもしれません。

Lepow Z1のAmazonでの販売価格は記事公開時点で21,312円に3,332円のクーポンが適用されて17,980円。1万円台後半で電源・ケーブル・保護フィルムと付属品が充実したモバイルディスプレイをコスパ良く調達したい方はいかがでしょうか。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。世の中の素敵な物を見つけるのが楽しみ。10歳の頃にHTMLに出会い、以来理想のサイト作りを追求中。休日の楽しみは愛車の「ロータス・エリーゼ」と「アルファロメオ・ジュリエッタ」で行くドライブと写真撮影と甘いもの。