Appleが本日2021年4月30日より発売したiPhone 12 miniの新カラー「パープル」を早速手に入れたので写真で紹介していきます。
iPhone 12の登場から半年が経ち、半期遅れの新色として登場したパープル。iPhoneシリーズの紫と言えば、2019年のiPhone 11で初めて紫系の色として「パープル」が投入され、自分も2019年に実際に購入して写真で紹介しています。
今回の紫はiPhone 12・iPhone 12 mini用に用意され、iPhoneとしては二代目のパープル。色味も一新されており、その辺りの11・12の新旧比較も記事中で紹介していきます。
この記事の目次
iPhone 12 miniパープルのパッケージ・外観をチェック
こちらがパッケージ。iPhone 12からは充電器などが同梱されずパッケージが小型化されましたが、今回購入したのは「mini」なので一層コンパクトな箱となっています。
箱を開けるとiPhoneの背面とご対面。第一印象としては、思ったよりも青みの強い色。
アクセサリとしてはUSB type C – Lightningケーブルが付属します。
初期フィルムは不透明の白で、ボタン類の説明ピクトがプリントされています。
こちらが本体。真正面からでもフレームの紫が僅かに見えるのが個人的に好きなポイント。
背面。濃い紫のフレームに、薄い紫のバックパネルといった組み合わせとなっています。
下部。アンテナラインの樹脂はフレームよりも更に濃い紫。
左側面。
上部。
右側面。
カメラのリング周りもフレームと同じ紫となっています。
iPhone 11のパープルと新旧比較
先代のiPhone 11のパープルと並べてみた写真がこちら。iPhone 11は淡いラベンダーカラーだったのに対し、iPhone 12は濃いめ・青みが強いパープルとなっています。
フレームの色もiPhone 11と比べるとiPhone 12のパープルは彩度がかなり引き上げられており、印象の異なるパープルになっています。
同じiPhone 12 miniのグリーンと比較
参考までに、同じiPhone 12 miniのグリーンと並べて比較してみました。実機を見るまではグリーンと同じ薄い色のバックパネルを想像していましたが、並べてみるとパープルは濃い目の色になっている事がわかります。
比較のため同じ写真の彩度を落としてモノクロにしたところ。左のパープルは右のグリーンと比べて濃い色が選定されている事がわかります。
環境光によって表情が変わりやすいフレッシュな新色
今回写真を撮影しながら目視で実機と見比べていて感じたのが、iPhone 12・iPhone 12 miniのパープルは環境光によってかなり印象が変わってくるカラーだなという点。真っ白な撮影照明の下で開封、同様に白いシーリングライトの下で触った感想としては青みが強いクールな紫でしたが、デスク前に設置しているScreenBar Plusの暖色照明の下で見ていると印象がまた変わってきました。
手元の暖色系照明の下で見た実際の目視の色味に近付けたものがこちら。クールだった印象がラベンダー系の優しいイメージに変わっており、個人的にこの暖色照明下の表情は好みです。
スティーブ・ジョブズへのトリビュートモデル説も
余談ですが、2021年はAppleをかつて率いたスティーブ・ジョブズがこの世を去ってから10年となる年。そして紫は生前のジョブズが好きだった色であった、初代iPhoneの開発コードネームも「Project Purple」だったなどの逸話から、今回のパープルはスティーブ・ジョブズへのトリビュートモデルとも囁かれています。今回パープルだけ半年遅れの投入となったのは、この2021年に合わせたものかもしれません。
「紫」という色は一口に言っても青寄り、赤寄り、濃いめ、薄いめで様々な紫があり、印象がそれぞれかなり異なってくる色。個人的に今回のパープルは第一印象としては青すぎるかなと思ったのが正直なところですが、色々な環境光の間を持ち歩いてみたところ非常に表情豊かで魅了してくれる色でした。特に暖色を浴びた時に見せるラベンダーカラーがお気に入りなため、今後このiPhone 12 miniを持って夕焼けを撮ったりするシーンを想像すると楽しみです。
iPhone 12シリーズに紫が欲しいというのは個人的に発表時から思っていたことなので、今回の新色「パープル」は棚から牡丹餅。とても気に入っており、今回のiPhone 12シリーズのラインナップで一番好きです。紫系のカラーに魅力を感じる方であれば、iPhone 12の発売から半年経っている今でも是非手に取ってみてほしいなと思います。