昨年は10万人以上に拡散され、とても反響の大きかったAmazonプライムデー攻略法。年に一度のAmazon最大規模のセールイベントであるプライムデーを、今年も最大限お得に活用できるよう紹介していきます。
この記事の目次
Amazonプライムデーとは
Amazonプライムデーは1995年に創業したAmazon.comの20周年イベントとして2015年に始まったAmazonプライム会員向けのセールイベント。Amazonの実施するセールの中では最大級の規模となっており、値引率の高さに加えてポイント還元キャンペーンも同時開催しており年間を通して最もお買い得に買い物することができるイベントとなっています。Amazon公式の予告CMは以下のとおり。
Amazonプライムは無制限のお急ぎ便や動画定額サービスのプライムビデオなどが含まれる年額4,900円/月額500円のサブスクリプションサービスですが、プライムデーは既存のプライム会員の方だけでなく30日間の無料体験でも参加可能。もし気になるアイテムがあれば、無料体験のプライムに登録することで購入することも可能です。
2021年のAmazonプライムデーは6月21日(月)と6月22日(火)の2日間の実施となっていますが、実際のセール開始前日の6月20日までが期限の1,000円還元キャンペーンなども含まれているので、分かりやすいよう時系列順に解説していきます。
2020年のAmazonプライムデーからの変更点
2021年のAmazonプライムデーは、全体的に2020年のプライムデーと比較して還元率がアップしているのが特徴。
ポイントアップキャンペーンは前回2020年のプライムデーではプライム会員で+3%、Amazonショッピングアプリからの買い物で+1%、Amazon Mastercardでの買い物で最大3.5%の合計最大7.5%還元でした。2021年のプライムデーは、プライム会員の3%はそのまま、Amazonショッピングアプリが3%、Amazon Mastercardでの買い物が最大4%にアップ。2021年は合計最大10%還元となり、昨年と比べて還元率が底上げされています。
また、スタンプラリーキャンペーンも昨年の最大20,000ポイント還元から最大50,000ポイント還元に大幅にパワーアップ。最大金額は2.5倍に増額されましたが、当選人数は去年に引き続き100名様。更に「10人に1人に当たる」との文言が今年から追加され、昨年まであった最小額の当選ポイントの6,000人の人数制限も撤廃。残念ながら中間賞のEcho Dotは無くなってしまったものの、何かしら当たりやすくなるよう調整されています。
2020年のプライムデーも還元率の高いイベントでしたが、今年は全体的にパワーアップされています。
セール開始前にやっておくべき事(〜6月20日)
Amazonプライムデーの還元キャンペーンの中には、プライムデーの前日までに実施しておく事でプライムデー期間中に使えるクーポンが貰えるものなども含まれているため、事前にチェックしておく事をおすすめします。内容は以下のとおり。
1. 中小企業応援キャンペーン対象商品を購入して1,000円還元
中小企業応援キャンペーンは事前に対象商品を1,000円以上購入することで、プライムデーで利用可能な1,000円分のクーポンがプレゼントされるキャンペーン。1,000円分の買い物をする事で1,000円還元されるので、実質無料で1,000円分の買い物をすることができます。
期限は2021年6月20日23時59分までとなっており、プライムデーの前夜までに購入する必要があります。プレゼントされたクーポンはプライムデー当日の6月21日〜22日中のみ利用可能。
個人的に今回はDIGIFORCEの20W USB PD充電器を購入。中小企業応援キャンペーン対象商品で、かつ価格も5%引きクーポン込みで1,596円とお手頃。従来のUSB充電器と比べるとスタイリッシュなカラーリングかつ20WのUSB PD対応で、MagSafe充電器用などに便利に使えそうです。
2. プライム・ワードローブで買い物で2,000円還元
プライム・ワードローブはAmazonで服を買う際、1〜6点の商品を選んで1週間の間に自宅で試着、気に入った物のみ購入して残りは無料で返送できるというサービス。
今回はプライム・ワードローブを初めて利用するユーザーに限り、10,000円以上の買い物で2,000円割引されるプロモーションコード「PRIMEW2000」が利用可能なキャンペーンが実施されています。こちらも期限は6月20日までとなっており、20日までに注文し、その後返送せず購入した商品の合計が10,000円以上になった場合適用されます。
3. ポイントアップキャンペーンにエントリー
キャンペーンページにてボタンを押す事でエントリーを完了し、2日間のプライムデー期間中に10,000円以上の買い物をする事で最大10%がポイント還元されるポイントアップキャンペーン。こちらエントリーは当日でも問題ありませんが、買い物をする前にエントリーする必要があるため忘れずに事前にエントリーボタンを押しておく事をおすすめします。
Amazonの公開している還元率の早見表は以下のとおり。
プライム会員の3%アップは昨年に引き続き。今年はアプリからの購入が1%→3%の3倍、Amazon Mastercardを使った購入が1.5%底上げされており、昨年の最大7.5%還元から最大10%還元に大きく引き上げられています。
4. Amazonギフト券5,000円購入で500円還元
5,000円以上のAmazonギフト券を購入することで500円のクーポンが還元される「対象ギフト券購入で500円クーポンプレゼント」キャンペーンが実施中。こちら6月22日までのキャンペーンですが、プライムデーでも使えるギフト券のため事前に購入しておくのがおすすめ。チャージタイプ以外の物理ギフト券・Eメールタイプのギフト券が対象のため、いち早く手に入れたい方はEメールタイプを選ぶと配送の時間が省けます。
5. Amazonギフト券チャージで3%還元
チャージタイプのAmazonギフト券にコンビニ・ATM・ネットバンキングからチャージすることで、最大3%ポイント還元されるキャンペーンが今回も実施中。事前にチャージしておく事でAmazonの買い物の還元率を底上げする事ができます。
ただし今年のプライムデーはポイントアップキャンペーンのAmazon Mastercard決済によるポイント還元がクラシックでも3.5%、ゴールドで4%といずれもギフト券チャージの3%を上回っており、かなり高め。Amazon Mastercardを使っている方であれば直決済でポイントアップキャンペーン、それ以外であればギフト券チャージがおすすめです。
セール期間中にすべき事(6月21日〜22日)
続いて、実際のプライムデーの期間中(6月21日、22日)の2日間にチェックしておくべき点を紹介します。
1. Amazonアシスタントを導入して1,000円還元&価格調査
Amazonが公式に配信しているAmazonアシスタントのChromeプラグインを導入し、6月22日までにチャレンジを開始して14日以内に完了することで1,000円分のクーポンを獲得可能なAmazonアシスタントクーポンチャレンジが実施されています。
また1,000円還元のキャンペーン以外にも過去30日間の最低価格・平均価格・最高価格をトラッキングして表示する機能が搭載されているので、セール以前の直近の最安値を確認して本当に安いかどうか簡易的にチェックする事が可能です。
2. Keepaプラグインでより詳細な価格推移をチェック
より詳細に価格推移をチェックしたいという方は、昨年も紹介したパソコン版Google ChromeプラグインのKeepaの導入がおすすめ。最安値だけでなくAmazonに商品が登録されてからの価格推移を全てグラフとして見られるので、本当にお得かどうかの見極めに重宝します。
3. Amazonショッピングアプリからの購入で3%還元アップ
プライムデー期間中に勢いでPCから買ってしまうと意外と忘れがちなのがAmazonショッピングアプリの利用。従来のAmazonのセールイベントのAmazonショッピングアプリの還元率は1%でしたが、今回のプライムデーでは還元率が3%とかなり大きめ。PCでカートに入れた後でもスマホアプリでカートの中身は引き継げるので、忘れずにアプリから購入するようにしましょう。
4. Kindle Unlimitedが3ヶ月99円
プライムデー期間中のキャンペーンで、200万冊の電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」が3ヶ月99円(1ヶ月あたり33円)というキャンペーン価格で登録可能。通常の電子書籍を定価で1冊ずつ購入するよりもコストパフォーマンスが高く、プライムデー中に割引価格となるKindle電子書籍リーダーと組み合わせるのもおすすめ。
なお、キャンペーン対象は過去12ヶ月間にKindle Unlimitedの30日無料体験やキャンペーンを利用していないユーザーのみ。12ヶ月以内でなければ再度キャンペーンを利用することが可能です。
こちらもAmazonプライムデー同様6月22日までのキャンペーンとなっているので、気になっている方は期間中にお忘れなく。
5. Amazon Music Unlimited新規登録で4ヶ月無料
Amazonの音楽定額ストリーミングサービスAmazon Music Unlimitedが初回新規登録限定で4ヶ月無料のキャンペーンを実施中で、期限はプライムデー終了の6/22まで。
配信楽曲数は約7000万楽曲と、Apple MusicやSpotifyに近い規模。Amazonプライム会員が追加料金無しで利用できるPrime Musicは約200万曲となっているので、それと比べて本格的な音楽配信サービスとなっていることがわかります。
また、既にAmazon Music Unlimitedを過去に契約したことのあるユーザーは再登録限定3ヶ月月額300円キャンペーンが適用され、通常月額780円のところ3ヶ月間月額300円で利用することができます。
同時開催されるその他Amazonキャンペーン
その他、Amazonプライムデー終了後も申し込み期限に余裕があるキャンペーンもいくつか展開中。これらはいずれもプライムデーの2日間終了後も1週間ほど猶予があるので、ゆっくり検討できます。
1. Amazon Audibleが3ヶ月無料(〜6/29)
通常月額1,500円のAmazon Audibleが、3ヶ月無料キャンペーンを実施中。本を読み上げてくれるオーディオブックのサービスで、オーディオブックを購入して聴ける他に毎月任意のオーディオブック1冊、無料のボーナスタイトル1冊、ポッドキャスト聴き放題の特典がついてきます。
オーディオブックは文字の本と違って受動的に本を聴くことができるため、移動中の情報インプットや単純作業中の時間の有効活用などに最適。1,500円×3ヶ月の4,500円分お得なキャンペーンなので、気になった方はキャンペーン申し込み期限の6月29日までに是非試してみてください。
2. 最大50,000ポイント当たるスタンプラリーキャンペーン(〜6/30)
Amazonプライムのサービスを5つ体験することで、最大50,000ポイントが当たるスタンプラリーキャンペーン。スタンプラリーの内容としては「ポイントアップキャンペーンにエントリーする」「プライム配送特典の対象商品を購入する」「Prime Videoを観る」「Amazon Music Primeを聴く」「Prime Readingの本を読む」と、商品の購入以外は追加料金不要で体験できるサービスなのでサクッと済ませておくのがおすすめ。
昨年の一等賞は20,000ポイント×100名様だったのが、今年は人数そのまま50,000ポイントに増額。去年にも増して当たったら大きいので、期限は6月30日までと余裕はあるものの忘れずに押さえておきたいところ。
3. Amazonフレッシュ初回利用で1,000円引き(〜6/30)
Amazonフレッシュは東京都・神奈川県・千葉県の一部地域を対象に展開している、食料品や日用雑貨などがまとめて当日・翌日に届くネットスーパー系のサービス。初回限定で1,000円割引で買い物できるクーポンコードを公開しており、入力する事で1,000円引きで購入が可能。こちらも6月30日まで。
Amazonプライムデーおすすめの商品
実際にAmazonプライムデーのイベントページに目を通して価格を調査しつつピックアップしたおすすめの商品は以下の記事にて別途まとめているので、どんな商品が安くなっているのか気になっている方は是非参考にしてみてください。
2021年版Amazonプライムデーまとめ
冒頭で述べたとおり、今年のAmazonプライムデーはポイントアップキャンペーンが最大10%還元、スタンプラリーキャンペーンが最大50,000ポイントと例年よりも還元度の高いセールイベント。例年通りApple、iRobot(ルンバ)、LG、シャープなどの大手メーカーのガジェットが特別価格になる上、今回はそこから更にポイントアップキャンペーンで何を買っても1割還元が可能というインパクトのあるセールです。
長くなってしまいましたが、最低限押さえておくべきポイントを時系列順にまとめると以下のとおり。
- 6月20日までに
- 中小企業応援キャンペーンで1,000円以上購入で1000円引きクーポン獲得
- ポイントアップキャンペーンにエントリー
- 5,000円のギフト券を購入して500円クーポン獲得
- Amazon Mastercardが無い場合ギフト券チャージで3%還元
- 6月22日までに
- Amazonアシスタントでクーポン1,000円分獲得
- プライムデーの買い物はショッピングアプリ経由で3%還元アップ
- 6月30日までに
- スタンプラリーキャンペーンを完了して最大50,000ポイント還元
以上、2021年のAmazonプライムデーの解説でした。今回のガイドを参考にすればパワーアップしたプライムデーを最大限活用できるのではないかと思います。それでは、2日間よいお買い物を。