オープンワールドRPG「原神」のiPhone/iPad版が、本日配信開始のアップデート(バージョン2.2.0)にて、一部デバイスでの120fpsの表示に対応しています。
原神はiPhone・iPad・Android・Windows・PS4・PS5向けに展開しているマルチプラットフォームのオープンワールドRPGゲーム。従来のバージョンでのフレームレートは60が上限でしたが、今回のアップデートで一部デバイスで120に。App Storeに掲載されているアップデート内容は以下のとおり。
Ver.2.2「霧の海と謎の秘境」正式リリース!
【新キャラクター】トーマ
【新エリア】鶴観
【新イベント】テーマイベント「謎境一騎」、「古の孤影」
【新ストーリー】デートイベント
【新たな武器】冬極の白星、惡王丸、斬波のひれ長、曚雲の月
【新たな魔物】獣域ウェルプ、獣域ハウンド
【新たな機能】一部デバイスにおいて、フレームレートに120の選択肢を追加(120は理論上の最大値となります)
具体的な機種名は記載されていませんが、実際手元の120HzのProMotion搭載のデバイスで試してみたところiPhone 13 Pro Max(レビュー)では120フレームの選択肢が表示されたものの、2018年・2020年モデルのiPad Proでは表示されませんでした。有効化設定は2021年以降のモデルに限定されているようです。
また、アップデート内容には記載が無いものの先日の第6世代iPad miniのレビューで言及した新解像度に未対応なため左右に黒帯が発生していた問題も今回のアップデートで対応。新機種の新解像度に早々対応しています。
アプリ自体のアップデートは既に配信済みですが、実際にプレイ可能になるのは12時のメンテナンス終了後の予定。
しばらくiPad Proに搭載されていたものの実際の対応ゲームが少なかったAppleのProMotionディスプレイですが、iPhone 13 ProシリーズでのiPhoneへの採用、原神というビッグタイトルの対応で120fps対応の風潮が変わってくるとより真価を発揮しそうで楽しみな要素です。