半年で惜しくも終売。Appleの「イングリッシュラベンダー」ブレイデッドソロループをレビュー

2021年9月に発売され、先日2022年3月の発表会を境に終売してしまったApple純正のApple Watchバンド「ブレイデッドソロループ」のイングリッシュラベンダー」というカラーを紹介します。


Appleのブレイデッドソロループは、あらかじめ自分に合ったサイズ購入することでサイズ調整が不要になり、留め具が無いことですっきりした装着感を実現しているバンド。Appleの実店舗で試着するか、あるいは製品ページのガイドに従って巻き尺や印刷可能なガイドを使って自分のサイズを測定して購入することができます。

2020年の登場時にもレビューしていますが、2021年の9月の発売時に購入した「イングリッシュラベンダー」というカラーのバンドをしばらく気に入って使っているので紹介していきます。

なおこのカラーは2022年3月9日のAppleの新製品発表会でのAppleのラインナップのリニューアルを境にオンラインストアからは姿を消しており、販売期間は半年間でした。

「イングリッシュラベンダー」というネーミングの時点で魅力を感じる響き。なお、現行の第6世代iPad miniや第5世代iPad Air用のSmart Folioでもこの「イングリッシュラベンダー」という名称は使われており、同系カラーで統一できるラインナップが揃っていました。

パッケージは発売当初のブレイデッドソロループと同じ形、バンド本体とマニュアルが一体になったペーパークラフト。取り出しもしやすく気持ち良いパッケージです。

こちらがイングリッシュラベンダーのブレイデッドソロループ本体。私は腕が細いのでサイズ1です。

Apple Watch本体と接続する金具部分はシルバーカラーですが、外からは見えない部分なのでどのカラーのApple Watchとも金具の色を気にせず合わせる事ができます。

ブレイデッドソロループは「16,000本の再生素材のポリエステルフィラメント糸」「極細のシリコーン糸」が編み込まれた伸縮性のあるバンド。近くで見るときめ細かく編まれていて感心します。

Apple Watch本体に装着したところ。先述したとおり金具が見えず、付け根からバンドが生えているような処理になっていて綺麗に収まっています。

両辺をつけたところ。留め具が無く二重に重なる部分も無いので、見た目がとてもすっきりとしています。

腕に装着したところ。留め具が無いジャストサイズの着け心地の良さは抜群に良く、毎日使うバンドとして非常に使いやすく感じました。

惜しくも半年の販売期間で終売してしまったイングリッシュラベンダーのブレイデッドソロループ。色味としては紫の中では青みのかかった色で、爽やかな紫でした。

Appleは3月9日の発表でパープルの新型iPad Airを発表し、同時に「イングリッシュラベンダー」の名称のSmart Folioケースを発売していますが、入れ違いでこのApple Watchのブレイデッドソロループは終売してしまったのが非常に残念に思うところ。

せっかく同系統の色をiPad mini、iPad Airと公式アクセサリでラインナップするのであれば、Apple Watchの同系統カラーの販売期間も是非合わせてほしかったところです。

Apple公式サイト・Apple実店舗で数あるサイズのラインナップから自分にぴったりな物を選んで購入するという製品の性質上、直販サイトが終売してしまうと自分に合ったサイズを手に入れるのが困難になるアイテムで二次流通も狙いにくいのも難しい点。

やはり、こういった季節モノのApple公式アクセサリは色が気に入ったら迷わず買っておくべきだなと改めて感じる製品でした。似た例では過去にレビューしたライラックのモダンバックルは終売したもののウィステリアという近い色が後に発売されているので、今後も他の製品でAppleの紫推しが続けば似た色が出る可能性はゼロではないかもしれないですね。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。