約2年ほど使ったBoseのノイズキャンセリングワイヤレスヘッドホン「BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700」のイヤークッションが破損したので純正の交換用パッドと交換してみました。
今回交換した本体はBOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700の「ソープストーン」というカラー。2020年に購入して以来愛用しています。見た目の良さ、付け心地の良さはもちろん、2台まで同時接続しつつ音声の流れている方に自動切り替えができたりと、機能面での利便性も長く気に入って愛用しているポイント。
イヤークッションの交換品を検討するにあたっての選択肢としては大きく分けてBose純正品とサードパーティ製の物の2つ。
純正品の価格は公式ストアで送料・税込み4,400円となっていますが、今回ストアを確認したタイミングではほとんどのカラーが「在庫なし(入荷待ち)」の表示で、「エクリプスグレー」「ラックスシルバー」の2色のみ在庫がある状態でした。
サードパーティ製の交換パーツは2,000円台の物がほとんどで、純正品の約半額。
純正品はソープストーンのカラーの在庫が無い一方で、サードパーティ製は安い上にカラバリも豊富。悩ましい所でしたが、今回はノイズキャンセリングヘッドホンという事でノイズキャンセル性能に影響の無いよう純正品を選ぶ事にしました。
今回購入した色違いの純正交換パッド
今回購入したのは在庫のあった「Bose Noise Cancelling Headphones 700 cushion kit」の「ラックスシルバー」というカラーで、価格は4,400円。装着する本体は「ソープストーン」という白系のカラーですが、同一色の在庫が無かったため比較的合いそうなカラーを選択してみました。
純正交換パッドのパッケージ内容
こちらが純正交換パッドのパッケージ。交換パーツだけあり、いかにもメンテナンスパーツ的な無機質な箱に梱包されています。
箱のサイズもパッドが収まるだけの最小限に留められていることがわかります。
取り付けマニュアルも付属します。
取り付けパーツはパッド部分と内張りのカバーの布部分の2つに分かれています。
実際にパッドを交換
それでは実際に破損したパッドを外して新しいものと交換していきます。
こちらが破損したパッド。外張りが破れて中身のスポンジが見えてしまっています。こちらを取り替えていきます。パッド部分はゆっくり引っ張る事でフックが外れて取り外すことができ、内張りは両面テープで接着されているのでこれを剥がしていきます。
パッド部分と内張りを取り外したところ。内張りの両面テープのスポンジは一部剥がれてヘッドホン側に残ってしまっているので剥がしていきます。
交換用の内張りは固定用の両面テープが貼られているので、表の紙を剥がしてから取り付けます。
取り付けたところ。この上から左右のパッドを取り付けます。
取り付けたところ。これで作業は完了です。カラー違いなので外周のアクセントのブロンズとホワイトの組み合わせからはやや外れた色ですが、ホワイト+シルバーの部分の相性はそれほど悪くないのではないでしょうか。
純正の交換パーツはありがたいものの、在庫状況は不安
実際に純正パーツと交換してみたところ、純正だけにほぼ新品同等の状態で快適に使えるよう復活して満足。付け心地は気に入っていた要素の中でも大きなウェイトを占めていた部分なので、買った時の付け心地が戻ってきたのは嬉しいですね。
ただ今回も本体色と色違いの物しか購入できなかった事、購入後はその色違いも「在庫無し」になっていた事から、在庫状況には不安が残るところ。使っていると必ず劣化してくる消耗パーツなので、この辺りの供給は頑張ってほしいと思います。
もし純正品にこだわるのであれば在庫があるうちに購入してストックしておくのも良いと思いますが、在庫が無い場合は色合わせを優先して社外品を選択肢に入れるのも良いかもしれません。