iPhoneのコントロールセンターのBluetoothに表示される「T87B」の正体

iPhoneを使っていて、コントロールセンターのBluetoothに身に覚えのない「T87B」というデバイスが接続中となっていたので、こちらの正体を調べてみました。


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こちらがその表示。コントロールセンターの通信周りの設定を操作しようと開いたところ、Bluetoothの下の接続中デバイス名が表示されるであろう場所に「T87B」というデバイスが表示されています。

調べてみたところ、こちらの正体は以前レビューで紹介したEufy Security SmartTrack Linkという紛失防止タグのようです。型番が「T87B0N11」となっており、頭のT87BがBluetoothデバイス名として表示される仕様。

確認のためEufy Security SmartTrack Linkの電池を出し入れしたところ、連動してiPhoneのコントロールセンターから消えて再度表示されました。

Eufy Security SmartTrack LinkはUWB無線による空間上の位置特定を省くことでApple純正のAirTagの持つ主要の機能をほぼ備えながらも2,990円で購入できるコストパフォーマンスの高い代替品ですが、AppleのOSにシームレスに統合されているAirTagとのサードパーティらしい違いに思わぬところで出くわしました。

他に接続中のBluetoothデバイスがある場合「2個のデバイス」と表示されてしまいもう1つのBluetoothデバイスの名前がコントロールセンター上で確認できないというマイナーな不便は発生するものの、正体さえ分かっていれば4,980円のAirTagの追跡力が2,990円で手に入るコストパフォーマンスの前では目を瞑れる些細な問題なのではないかと思います。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。