Xperia rayサイズのウォークマン!
欧州ソニーがAndroid4.0(ICS)搭載の3.5インチウォークマンを発表しました。
ポケットに入るAndroidウォークマン
ポータブルオーディオ機器では最近iPodを押し、近年日本では復調の傾向があるウォークマン。
音質がトップをひた走っているiPodよりよいことから、iPod touchのような「いろんなことにも使える」という点を求められ、Android搭載のウォークマンは前々から待たれていたものです。
筆者もその一人。
しかし最初に出てきたAndroid搭載ウォークマンはデカくて持ちにくい、故にポケットにも入りにくい。そんなAndroidは搭載したものの他のウォークマンの利点(特にサイズ)を見事に無くしてしまったZシリーズでした。
その年にはガジェット好きが多く支持する小型Android端末「Xperia ray」が出ていましたから、それこそ「その性能でrayサイズだったら…」と筆者はZシリーズをスルーし、Aシリーズを購入しました。
しかしそんな落胆は1年越しに裏切られることとなったようです。
ウォークマンとして、Android端末として。基本を踏襲
Android搭載なのだから、もちろんPlayマーケットやブラウジングにも対応しています。しかしバッテリー持ちは音楽再生だけで20時間、映像再生だけで4.5時間と、もつのかもたないのかなんとも微妙なラインのようです。
そして今回のこのウォークマン、最も大きい進化は対応フォーマットにロスレス形式のFLACが追加されたことです。AndroidはシステムでFLACに対応しているため、でしょうか。他のAndroid非搭載ウォークマンでも対応するのかが非常に気になるところではあります。他にもMP3、WMA、AAC-LC、HE-AAC、リニアPCMの再生に対応。ATRACには対応していないようです。
容量は8GB,16GB,32GBの3つを用意。64GBモデルがないのは惜しいですが、小型化によるサイズ、あるいはコストの問題でカットされたのでしょうか。折角FLACに対応したのに容量不足に陥っては埒があきませんが、日本モデルでは64GBモデルが出ることを期待しておきましょう。
このウォークマン、1つだけ気になる点を上げるとすると、ノイズキャンセリング機能がないことでしょうか。
とはいってもウォークマンは海外モデルと日本モデルではそれなりに機能に差があったりするもので、もしこのF800が日本向けに発売されるとしたら、その時はZシリーズと同じくノイズキャンセリング機能は搭載されることでしょう。(あくまで予測です)
現段階では搭載CPUや画面の解像度など、細かい点はまだまだ不明です。
いよいよ発表された小型Androidウォークマン。日本での発売はいつか、そもそも発売されるかがとても気になりますね。
Source-Xperia Blog
via-GIGAZINE