NEC携帯電話事業撤退、レノボへ売却

公開:2013.3.29 / 最終更新日:2013.03.29

NECは携帯電話部門のNECカシオモバイルコミュニケーションズをレノボへ売却し、携帯電話事業から撤退する方針である事が朝日新聞により報道されました。


MEDIAS初期の頃から携帯電話を生産してきたNECですが、レノボへの売却は昨年から交渉が進められており、順調に売却が進めば携帯電話部門から撤退する事が明らかになりました。

NECは初代MEDIASから薄型全部入りを実現し、昨日はMEDIAS X N-07Dをベースにしたキャリアに依存しないSIMロックフリースマートフォン「MEDIAS for BIGLOBE LTE NE-202」を発表するなどユニークな方向性でスマートフォンの生産を行ってきましたが、黒字化の見通しが立たず、撤退する方針へ向かった模様。

初期から世界最薄・全ガラケー機能搭載を貫いてきた実力のあるメーカーのNECが撤退してしまうのは非常に残念な事ですが、当面は「MEDIAS」ブランドでの販売は続けていくとの事です。

ソース:朝日新聞デジタル:NEC携帯電話事業撤退 沈みゆくガラケー – 経済・マネー

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はAI業界で働くUI/UXデザイナー。英国育ち。東京、湘南の生活を経て北海道へ移住し、理想の住環境を整えつつ乗り物趣味を満喫するべく試行錯誤中。