Bluetoothイヤホンに対応したAI文字起こし&要約ボイスレコーダー「HiDock P1」

物理マイクのボイスレコーダーとしての機能に加えBluetoothイヤホンのレシーバーとして介入する事でオンライン会議の音声も収録でき、AIによる文字起こし・要約も可能な製品「HiDock P1」がKickstarterにてクラウドファンディング中です。


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HiDock P1はボイスレコーダー型のガジェットで、AI文字起こし&要約機能を内蔵したデバイス。既にAmazonで日本向けに販売されているPC用多機能ドックのHiDock H1に続く新製品で、H1に搭載されていた57言語対応のAI議事録の機能をそのままコンパクトな筐体にまとめたものとなっています。

内蔵のデュアルマイクによる録音のほか、Windows・MacにUSB接続する事で録音機能付きのBluetoothレシーバーとして機能し、Bluetoothイヤホン・ヘッドセットをペアリングする事でZoom/Google Meetなどのオンライン会議でやりとりした音声をそのまま記録する事が可能です。

通話の音声は双方向ノイズキャンセル処理が施されるため、騒音のある場所でも通話・録音が可能。

録音した音声はAIによる文字起こしが可能で、文字起こし機能は永年無料。更に文字起こしからの要約をOpenAI(ChatGPT)・Claude・DeepSeekといった言語モデルから選択して行わせる事が可能です。

またProメンバーシップに加入する事で受信した音声のリアルタイム文字起こし&翻訳が可能となっており、外国語の会議でも役立つ機能となっています。

スマートフォン用の「P1 mini」も用意されており、こちらはバッテリーを内蔵しないため使用時は必ずスマートフォンに接続する必要があるものの、物理マイクによる収録とBluetoothオーディオをバイパスした録音の2つの機能をスマホと一緒にそのまま使う事が可能。スマートフォンのオーディオデバイスとして機能するため、通話の録音にも使う事ができます。

筐体にはボリュームダイアルのほか、物理ボタンによる録音・ミュートなどの操作、Bluetoothイヤホンを即座に接続できるBlueCatch機能のボタンなどが搭載されています。また背面にはマグネットが内蔵されており、金属の表面に磁力で貼り付けて使う事も可能。

HiDock P1はKickstarterでクラウドファンディングを実施しており、期限は2025年5月8日の23時まで。各リターンごとの金額はP1のEarly Birdが$99(約14,215円)、P1 miniのEarly Birdが$89(約12,779円)、P1 & P1 miniセットのEarly Birdが$148(21,251円)となっています。

HiDock P1はBluetoothイヤホンをペアリングして双方向の通話音声を録音できるのが非常にユニークなボイスレコーダーで、特別なソフトウェアのインストール不要でオンラインのビデオ会議をそのまま文字起こし・要約できるのは他の製品には無い魅力。

オンライン会議でAI議事録を活用したい方は是非検討してみてはいかがでしょうか。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車のエリーゼとジュリエッタでの車旅と、それを動画・写真に残す事。