話題のWindows 8.1タブレットの中でも軽さが際立つ「Miix 2 8」をしばらく使ってみたのでレビューしていきます。
外観
アクセサリ
Miix 2 8はPCと同様に動作するWindows 8.1のためアクセサリで遊ぶ事ができます。
1. USBハブ
Miix 2 8はWindows 8.1で動作するものの、ポートがmicroUSB端子のため、通常のUSBメモリなどのアクセサリを接続するには変換ケーブルが必要です。
U2HS-MB03-4BBKはとてもコンパクトに収納できるmicroUSB用のUSBハブで、4本もUSBのアクセサリを接続する事ができて重宝します。
2. 給電機能付きOTGケーブル
給電を必要とするUSB機器をmicroUSBポートに接続しても正常に利用できない場合がありますが、給電機能付きのケーブルを利用すればモバイルバッテリーやコンセントからUSB給電する事によってそれらが利用できる場合があります。外付けHDDやBlu-ray/DVDなどの光学ドライブを利用したい場合必須アイテムです。
OTG ケーブル L型コネクタ 電力サポートUSBコネクタ付き
3. Bluetoothマウス
Miix 2 8のタッチパネルの操作性は悪くないものの、8インチで従来のデスクトップアプリケーションを操作するとなると細かい操作が難しい場合があります。そういった場合マウスが便利なのですが、Miix 2 8はmicroUSBポートしか搭載しておらず、先述したケーブルが必要となってくるため、Bluetooth接続できるものを強くおすすめします。
LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 2ボタン M555b
4. Bluetoothキーボード
普段はWindows 8のオンスクリーンキーボードでもそこそこ快適ですが、しっかりWindowsとして使う場合Bluetoothキーボードがあるとショートカットキーなどがフル活用できて、350gでPC環境が持ち運べる事に感動を覚えます。
マイクロソフト Wedge Mobile Keyboard for Business Bluetooth U7R-00022
5. タブレットスタンド
キーボードやマウスを使う場合、タブレット用のスタンドがあるとノートPCライクにつかえて便利です。いくつか探しましたが、折りたたみタブレットスタンドSST-04/WHがスマートフォンより小さく折りたためてコンパクトに持ち合わせられて便利でした。
アクセサリを色々と買い足してみたところ結構な重装備になってしまいましたが、本体は単体でとてもコンパクトにタブレットとして使え、いざしっかり作業する場合はキーボードとマウスを広げてPCの環境をそのまま使えるのは非常に良いと思いました。
今までにもWindowsを搭載したポータブル機は多く出てきましたが、4万円という低価格帯でこのサイズ、この軽さ、そして新型のAtomをCPUに搭載する事でしっかり動くスペックを詰め込んできたのはバランス感がとてもよく感じます。細かいPC的な作業をするにはマウスとキーボードが欲しくなりますが、そういった使い方の選択肢を持ちつつ普段はタブレットとして使えるオールインワンなマシンとしては非常に完成度が高い製品です。
各種USBケーブルを揃えればスマートフォンの母艦にもなるため、iTunesを使いiPhoneのバックアップを取ったり同期したり、Androidに接続しUSBデバッグやROM焼きなどのマニアックな使い方もしっかり出来てしまうのがとてもおもしろい所です。
バッテリー持ちもあまり不満が無く、PCなのにタブレットのように使える取り回しやすさは今までにないジャンルかもしれません。
Lenovo IdeaPad Miix2 8 (Atom Z3740/64GB/2GB/Win8.1/8型HD IPS/ブラック/Office H&B 2013) 59399891