CEATEC JAPAN 2014にて展示されたAscend Mate 7の実機を写真と動画で紹介します。
Ascend Mate 7は先日日本投入が発表されたばかりの6インチAndroid端末。指紋認証を搭載しているのが特徴。グローバルではブラック・シルバーに加えRAMを2GBから3GB、ストレージを16GBから32GBに増やしたゴールドのプレミアムモデルが発表されていますが、日本向けは通常のブラックとシルバーのみ。
予備SIMスロットは国内版ではmicroSDのみに対応
グローバル版ではmicroSDスロットがデュアルSIMモード時の2つ目のSIMスロットとなる仕様でしたが、国内版は内部のスロットがmicroSD専用に変更されているとのこと。国内ではまだ色々と事情がありデュアルSIMモデルは見送りのようです。
ハンズオン動画
普通に片手で使うのが難しいサイズの6インチ端末となっていますが、画面端にホームキーやバックキーなどのボタンを出せるフローティングボタン機能を搭載し片手操作をしやすくしています。
ナビゲーションバーはカスタム可能
MVNOのSIMカードが「格安SIM」、一緒に販売されるSIMフリー端末が1〜2万円台の「格安スマホ」という安さを売りにしている市場の現状で、こういったフラッグシップモデルを惜しみなくSIMフリーで投入してくるファーウェイにはSIMフリー機市場の開拓者として好感が持てます。ソフトウェアも作り込みが感じられ、片手操作できるモードもiPhone 6 PlusのAssistiveTouchより使いやすく感じました。デュアルSIM機能が日本向けには撤去されているのが残念ですが、市場のニーズに合わせて作っていくとの事なので、そういった面でも今後も期待したいメーカーのひとつです。