先日モバレコ・スマセレクトのキャンペーンで手に入れたZTE Blade V6のカメラ性能を試してみました。
ZTE Blade V6はAmazonにて26,800円で販売されている格安スマートフォン。2万円台ながら1300万画素のメインカメラを搭載しており、HDRにも対応している上iPhoneのような2色のデュアルフラッシュを搭載するなど、スペックシート状は充実したモデル。今回は実際にZTE Blade V6のカメラで写真を撮影してみてその実力を試してみました。
全体的に色は薄め
食べ物の写真を撮影してみましたが、色がとても薄く写ります。食べ物の写真を撮影するにはあまり向かないかもしれません。美味しそうな感じにするには加工アプリで彩度を上げるなど、一工夫要りそうです。
HDRがあるのは嬉しい
左がHDR無し、右がHDRありで撮影した写真。Blade V6は純正カメラアプリにHDRボタンを搭載しており、デフォルトではオフで都度オンにする必要がありますが、明暗差の激しい場所でも撮れるのはもはや今時のスマホには必須の機能。Blade V6のHDRは中々頑張っており、明暗差の強いシーンで暗い被写体をしっかり明るくしてくれるため、2万円台のこの価格帯の機種としては意外と活躍しそうです。
イルミネーションを撮影
この手のイルミネーションはこの季節撮る機会も多いかと思いますが、2万円台にしては割と頑張ってくれる印象。LINEで家族や友達にイルミネーションが綺麗という事を伝える程度であればむしろ十分すぎるレベルなのではないでしょうか。
フォーカスが遅い
色々と撮影していて思ったのが、やはりフォーカスが遅い事。普段はiPhone 6sを使っていますが、それと比べるとワンテンポ以上ピントを合わせるのに時間がかかってしまいます。価格帯を考えると仕方ないのかもしれませんが、素早くピントを合わせてシャッターチャンスを狙いに行けるカメラではないですね。
先日レビューしたHTC Desire 626のカメラも1300万画素でしたが、この価格帯の格安スマホのカメラの1300万画素は上の価格帯の1300万画素とは全くの別物で、画素数はあまり参考にしない方がいいなといった感じ。
ZTE Blade V6のカメラの特性としては良い点はHDRがある事、シャッター音がカシャっと鳴る音ではなく通知のような気になりにくい音であること。逆に欠点としては彩度が低く色が薄い事と、フォーカスが遅いところが使っていて目立ったところです。
この26,800円という価格帯に高いカメラ性能を求める方は居ないと思いますが、HDRを搭載している事で割と多くのシーンに対応でき、家族にLINEで綺麗なイルミネーションを見せる程度の用途であれば問題無く使えそうなレベルなのではないでしょうか。