Appleから2019年モデルのiPad mini、iPad Airが発表されました。
5世代目となる新型iPad miniはApple Pencilに新たに対応。画面サイズは従来の7.9インチのまま、環境光の色に画面の色を合わせるTrue Toneディスプレイ、iPhone XS世代に搭載されているA12 Bionicチップ搭載など、性能を現行iOSデバイス基準に底上げしています。一世代前のiPad mini 4は2015年9月に発売されて以来モデルチェンジが無かったため、3年半ぶりのアップデートとなっています。
iPad Airは10.5インチディスプレイを搭載し、現行の9.7インチiPadと11インチiPad Proの間を埋めるモデル。直接的なiPad Air、iPad Air 2の後継モデルというよりかはiPad Pro 10.5インチモデルの筐体サイズの中価格帯モデルといったところです。新型iPad miniと同じくApple Pencil対応、True Toneディスプレイ搭載、A12 Bionicチップ搭載のほか、Smart Keyboardにも対応しています。
旧筐体に最新のプロセッサを搭載したラインナップ
かねてから噂されていた新型iPadですが、蓋を開けてみれば最新のFace IDではなく指紋センサーのTouch ID、新型iPad Proの第二世代Apple Pencilではなく旧iPad ProのApple Pencilの流用、iPad Proに採用された狭額縁ではなく従来のiPadシリーズの筐体と、既存製品の性能底上げモデルといった側面が強いラインナップとなっています。見た目としては真新しさは無いものの、コンパクトな筐体かつ最新プロセッサを採用したiPad miniは根強いニーズがあるのではないかと思います。新型iPad mini、新型iPad Airは既に購入可能となっています。公式ページは以下のリンクから。