Xperia Z4 Tabletタッチ&トライアンバサダーミーティングに参加してきました。
今回はレッドブルとKFCとタイアップして参加者全員においしい参加賞が。余談、会場にいらっしゃっていたKFCの方は今回おすすめされて家族全員Xperiaにしたそうです。
今回のイベントはXperia Z4 Tabletの話。
先日のイベントでも聞きましたが、XperiaはAndroidのシェアNo1を実現しています。
今回はXperia Z4、A4、Z4 Tabletのラインナップの中のXperia Z4 Tabletの話。
開発の斉藤さんによる発表。
開発スケジュール。施策と評価を繰り返し、発表、量産、発売。
世界最薄最軽量を目指し開発開始。
缶ジュースと同じ重さ。
世界最長フライトと同じ17時間持つタブレットを目指したとのこと。
キーボードを組み合わせたワークスタイルの実現を目指して開発。
開発中の写真。スピーカーやタッチパネル、落下のテスト、電波暗室でのテストなど。
2015年3月にバルセロナで発表。
グローバル版、WiFi版、ドコモ版、au版の順に発売。
メカについて
世界最薄最軽量を目指して設計。
今回3代目になるモデルですが、一貫して世界最薄最軽量を目指しています。
初代Xperia Z、Xperia Z2の設計の進化。Z2ではインサート成形で強度を保ちつつより軽量化。
Xperia Z4 Tabletでやりたかった事。Xperia Tablet ZからXperia Z2 Tabletでは、イベントなどで旧モデルを持って「軽いですね」と言われてショックだったので、今回ははっきりわかる軽さにしたかった。
今回は中身の構造はZ2からほとんど変えず、Z2の経験をフルに活かして無駄を省き、必要なものを効率良く詰めていくことでベゼルを削った。防水と剛性に必要なものをキープしつつ、カメラの保護パーツなどを削った。
穴があり衝撃に弱いイヤホンジャック周りはステンレスフレームで剛性を確保。キャップレス防水のmicroUSBポートはエンジニア同士激論しながら仕上げたとか。
バッテリーのレイアウトを変更し、本体内に一つの柱ができるような配置に。
Xperia Z4 TabletはZ2 Tabletを最適化した世界最薄最軽量の防水タブレットの完成系に。
ディスプレイ担当の日高さんの発表。
解像度を大幅にアップ。サイズは同じまま、2560×1600に。
BRAVIAの技術をXperiaに搭載。
Xperia Z4の密度が300ppiちょっとなので、それに匹敵するきめ細300ppiのかさを実現。
40%明るく。他社のタブレットと比べても明るく。
照度センサーと連動して太陽光の下でも明るく鮮やかに。コントラストを自動調整することでくっきり見えるような工夫を導入しているとのことです。
ICを削減することによって電力を40%削減しつつ解像度をあげることに成功。
メモリを内蔵することによって省電力に。同じ表示のままの場合、書き換えを減らし電力を削っています。
薄型化には革新的な技術はないが、多くのパーツを少しずつ薄くする積み重ねで薄型を実現。
0.0Xミリクラスの努力で0.44mmの薄型化、29gの軽量化に成功。
濡れた状態での操作性がアップ。
タッチパネルの応答速度も向上。某他社よりもレスポンスが良くなりました。
キーボード責任者による説明。完全に一体になるものを目指して開発。
「ノートPC感覚で使える専用キーボード。」
タブレットの購入理由1位がPCの代わりに、ということなのでPCの代わりになる一体型キーボードを目指して開発したそうです。
Officeを搭載。日本のノートPCには必須ですね。
オートロックヒンジによって「パチン」と閉じることが可能で、斜めくさび形の形状で打ちやすくなっています。Androidとしてはドライバが用意されていないトラックパッドのソフトウェアも独自に開発。
装着中に抜けないよう工夫がなされています。
ラバー部分は入れやすく抜けにくい構造。
挟み込みの部分を何百回と試作を繰り返し完成させたそうです。365gの軽量を確保しつつ、剛性も両立。キーがふかふかしない剛性感を実現しています。
ソフトウェアについて
「すべての操作がPCと同じように行えるスタイル」を目指し開発。よく使うアプリをワンタッチで起動できたり、マルチタッチ対応のトラックパッドを搭載することによってタッチパネルを触らずに操作可能に。
クイックアプリランチャー機能。プリセットされているアプリは最大18個ユーザーが設定可能です。
キーボードのタッチパッドは細かく設定が可能。ユーザーが文字入力中に誤ってタッチパッドが動作しないようなブロック機能があるが、高速に操作するパワーユーザーが操作した場合反応が悪く感じる場合がある。その場合は設定を変更すれば改善するとのことです。
マルチタッチ対応のタッチパッドについて。開発は非常に苦労し、チューニングが非常に難しかったとのことですが、何ヶ月もチューニングした結果快適に使えるようになったそうです。
省エネへのこだわり。画面を閉じたりタブレットを抜いたりすると自動的に接続が切断されスリープモードに。またPCスタイルが解除され、タブレット側で文字入力が可能に。従来のBluetoothキーボードではこれを手動で切り離す必要がありました。
便利なキーボードショートカットなど。ロックスクリーンはスペースキーを押せばロック解除が可能。その他にもChromeなどにも多くのキーボードショートカットが用意されており、キーボードがあると便利に使えます。
プロジェクターとの接続はMHL→VGA変換アダプタを接続することで可能。Fn+F8でUSB機器検出が動作し、プロジェクターに画面が出力されます。
今回はスペックアップしていますが、面積が大きいのでスペックアップしつつも、Z4ほど発熱が問題にならないとのことです。
カメラは今回インカメラを強化。
オーディオはXperia Z4同等のものを搭載。LDACコーデックによりBluetoothでもハイレゾ相当の高音質が楽しめるように。
Xperia Z4同様、ヘッドセットを自動で認識し最適化可能。
17時間の動画再生が可能に。
Xperia Z4同様、録りためた番組もXperiaで鑑賞可能。フルセグ録画が可能に。
Xperia Z3から導入されたPS4リモートプレイにも対応。10インチで快適にゲームがプレイできます。
SmartWatch 3のおすすめアプリ。
1つ目はJAL Countdownアプリ。
JALオリジナルのウォッチフェイスでカウントダウンしてくれたり、搭乗時間をお知らせしてくれたり、バーコードをかざして搭乗したりできます。
いつもNAVI for Android Wear β。
近くのカフェなどを探すことができます。
様々な方法で腕時計でナビしてくれます。
Smart Bluetoothスピーカーの紹介。
「話す、踊る、聴く。」というコンセプトで楽しめるスピーカーです。イベント中に会場で暴れていました。
Xperia Lounge Japanアプリの紹介。様々なキャンペーン情報なども配信されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
スペック比較。FeliCaは搭載していませんが、Z4の倍以上のバッテリー容量を実現しています。
質問
本体と一体型のデザインに仕上がっている専用キーボードですが、白モデルに合った白のキーボードはないかと聞いてみたところ、今の所発売予定はないとのこと。ホワイトの方が好きなので少し残念ですが、ユーザーの声が大きければ……とのことでした。
前回のXperia Z4のアンバサダーイベントに引き続きタブレットのものにも参加してみましたが、世界最薄最軽量ということで非常に気合の入った開発陣の熱意を感じられました。今回1ヶ月間Xperia Z4 Tabletがお借りできるということなので、ゆっくりレビューしていこうと思います。