iPhoneの修理費&AppleCare+が値上げで高いので、月額700円の「モバイル保険」を検討する

2022年の7月の円安に伴うApple製品の値上げ以来、iPhoneなどのApple製品が加入できる保証サービス「AppleCare+」の価格も同様に追従。元々本体代の値上がりと共に修理費含めて高額になってきたので、新機種のタイミングで代替サービスとして「モバイル保険」を検討してみました。


最新のiPhone 14 Pro Maxの修理費

今回新たに購入したiPhone 14 Pro Maxの修理費をAppleの公式見積もりで調べた結果が以下のとおり。

  • 画面割れ:56,800円
  • 背面ガラス:82,800円
  • その他の損傷:107,800円

AppleCare+未加入の場合、画面割れを修理するだけで56,800円の修理費が発生します。また、それ以外の損傷に関しては10万円越えの107,800円。歴代最高額のモデルだけに、修理費もかなり高額となる見積もりです。

なおiPhone 14シリーズからは背面ガラスが交換可能な構造になったため、背面ガラスのみの損傷の場合は82,800円で交換可能。いずれにせよ高額な修理費が発生する事がわかります。

AppleCare+の料金・サービス料

AppleCare+はApple製品標準の購入後1年間の「ハードウェア製品限定保証」と「90日間の無償テクニカルサポート」を延長できるサービス。一部製品には「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」が用意されており、金額は上がるものの盗難・紛失時にも新品交換サービスを受ける事が可能。また、新品同様の端末を家に配送してもらい、その場で損傷した端末を渡す事で待ち時間0で交換できる「エクスプレス交換サービス」が利用できます。

7月のApple製品の値上げの際、加入していた機種を例に挙げるとiPhone 13 Proが月額1,250円 → 1,480円、iPad miniが450円→550円といった具合に値上げの影響を受けています。

AppleCare+最大のメリットは修理費が抑えられる点で、サービス料は以下のとおりとなっています。

また、AppleCare+は契約しておくと未加入と比べて修理代金が安くなるものの、以下のような料金が掛かってきます(iPhone 14 Pro Maxの場合)。

  • 画面または背面ガラスの損傷:3,700円
  • 過失や事故によるそのほかの損傷:12,900円
  • 盗難または紛失:12,900円

前後のガラス割れに関しては3,700円というリーズナブルなサービス料になっていますが、そのほかの損傷に関しては12,900円と、サービスを受ける費用がそれなりに高く設定されています。

モバイル保険は月額700円で3台まで加入できる保険

モバイル保険は、月額700円で最大3台まで加入できるモバイル端末向けの保険サービス。

主な特徴は以下のとおり。

  • 月額700円
  • 主端末(1台)は年間最大10万円の修理費を補償
  • 副端末(最大2台)は2台合計で年間最大30,000円の修理費を補償
  • 補償利用時の自己負担金額は0円

AppleCare+との最大の違いは補償を利用する際のサービス料が0円なこと。

月額が3台で700円と低価格な上、何かあった際の自己負担も0円という事で、かなり金銭的負担の軽い料金設定となっています。

登録できる端末はiPhone以外にも無線通信(WiFi、Bluetooth)が可能なモバイル端末全般となっており、iPhone+iPad+AirPods、iPhone+Apple Watch+MacBookといった組み合わせもOK。

併用してAppleCare+のサービス料にモバイル保険を充てる方法も

モバイル保険の「自己負担0円」というメリットを活かした使い方として、AppleCare+とモバイル保険を両方契約してAppleCare+のサービス料をモバイル保険でカバーして0円にする、という方法があります。これはモバイル保険公式ブログでも言及されています。

モバイル保険を使ってiPhone以外の端末を主端末の10万円でカバーしつつ、副端末にAppleCare+をかけたiPhoneを登録する事で、年間30,000円の補償枠でAppleCare+の12,900円のサービス料を支払うという事が可能です。

これはiPhone以外の端末を併用している場合有効な組み合わせで、主端末をAndroidスマートフォン、副端末をiPhoneといった具合に2台持ちする場合でも、どちらが壊れた場合でも自己負担0円で修理できるのが魅力。もちろん主端末はAndroidスマートフォンではなくノートPCなどでもOK。

月額700円で主端末の修理費を10万円までカバーしつつ、副端末でAppleCare+のサービス料を年間2回までカバーできるのは複数台持ちにとってかなりコストパフォーマンスの良い保険と言えそうです。

AppleCare+をやめる人にも、使う人にもおすすめ

AppleCare+の代替として調べてみたモバイル保険ですが、AppleCare+を解約して契約する代替サービスとしてだけでなく、意外とAppleCare+と併用するのも良さそうなサービス内容でした。

特に「補償の自己負担0円」「3台まで登録可能」という点が優秀で、上手く組み合わせる事で月額を抑えながら補償利用時の自己負担額も0円にする事ができそうです。

筆者の場合は現在AppleCare+に加入している端末が「iPhone 14 Pro Max」「14インチMacBook Pro」「iPad mini」の3台なのでモバイル保険を契約する事で、

  • iPhone 14 Pro MaxのAppleCare+(月額1,600円)→継続で副端末に
  • 14インチMacBook ProのAppleCare+(年額11,400円)→継続で副端末に
  • 第6世代iPad miniのAppleCare+(月額550円)→解約で主端末に

といった具合に修理費が高額になる端末はAppleCare+を継続してモバイル保険の副端末に、修理費がモバイル保険の範囲内に収まる金額の端末はAppleCare+を解約してモバイル保険の主端末にすることで、月額+150円の差額で修理の際の自己負担額を0円にする事ができそうです。

また逆に、iPhone 14 Pro Maxの最大の修理費は107,800円と10万円から足が出てはいるものの、AppleCare+は契約せずモバイル保険単体に絞って「何かあった際は最悪の場合でもモバイル保険の10万円+自己負担の7,800円」と割り切って月額を700円に押さえるのも良さそうです。

なお今回iPhone 14 Pro Maxの場合で見積もってみましたが、次に高い機種であるiPhone 14 Proであれば修理費が99,800円となっているので、Max以外は10万円に問題なく収まりモバイル保険の主端末登録だけで年1回までの修理は完全にカバーできます。

いずれにせよ、修理費が高額になった現在この月額700円・サービス利用時の自己負担0円のモバイル保険はかなりお財布に優しい保険サービスである事は間違い無し。高騰する本体代を少しでもカバーできるよう、通信回線の見直しだけでなく補償サービスの見直しも検討してみてはいかがでしょうか。

次の記事
前の記事

キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のサイト作りと愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブとカフェ開拓。2022年1月1日からガジェットVtuberとしてYouTubeも始めました!