
Ankerから先日新発売された60W 6ポートUSB急速充電器の実機が届いたのでレビューしていきます。
今回新発売された60W 6ポート USB急速充電器は以前レビューした従来の40W 5ポート急速充電器の上位モデル。名前のとおり、出力上限が12Aに上がりポートが1個増えています。
PowerIQの自動出力調整を試す
本製品にはPowerIQテクノロジーという、機器によって出力を自動調整してくれる機能が搭載されています。今回USB簡易電圧・電流チェッカーを使って出力をチェックしてみました。なお、microUSBケーブルは先日レビューしたAnkerのmicroUSBケーブルを利用しています。
先日レビューしたOmakerのモバイルバッテリーは0.58A。2.1A出力に対応しつつも本体の充電が遅いのはモバイルバッテリー選びにおける意外な盲点なので、要チェックな項目です。
どの機器も概ねそれぞれの規格上限に近い出力で充電できており、自動調整されるためにUSBポートを選ばなくても良いのは楽ですね。
今回USBポートが5ポートから6ポートに増えただけでなく出力合計の上限が8Aから12Aに大幅に増量され、LEDインジケーターが追加、PlayStation Vitaが充電可能になったりと、細かい改善が施されていてUSB充電器の決定打としては申し分無い性能となっています。
余談、Ankerからは急速充電に対応した安価なmicroUSBケーブルも販売されていますが、これだけポート数が多いと取り回しが大変なので、是非取り回しやすいショートケーブルも取り扱ってほしいところです。