薄型化した新モデル。iPhoneをケーブル不要で充電できる「Anker 621 Magnetic Battery」レビュー

iPhone 12以降のMagSafe対応機種をケーブル不要でマグネット装着&ワイヤレス充電できる「Anker 621 Magnetic Battery」を購入して実際に使ってみたのでレビューしていきます。


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Anker 621 Magnetic Battery (MagGo)はAnkerのiPhone用のモバイルバッテリー。5,000mAhの容量で、12Wの入出力に対応したUSB type Cポートに加え、7.5W出力に対応したMagSafeマグネット内蔵のワイヤレス充電も搭載しています。MagSafeのマグネットを搭載しているため、USBケーブル不要でiPhone本体の背面に装着したままワイヤレス充電が可能。

ラインナップを振り返るとAnkerのMagSafeモバイルバッテリーとしては第一弾として5W出力のAnker PowerCore Magnetic 5000が2021年春に登場して以来、秋にはキックスタンド機能と7.5W出力を搭載したAnker 622 Magnetic Battery(翌年にUSBを側面に移動したマイナーチェンジ版も登場)、翌年の2022年の春には2倍の10,000mAh容量とUSB type A端子を搭載したAnker 633 Magnetic Batteryが登場。

そして2022年秋に登場したのが、今回レビューするAnker 621 Magnetic Battery。5,000mAh、7.5W出力というスペックのままスリムな筐体に薄型化したモデルで、歴代モデルを使ってきた上で実際に使ってみるとかなり洗練した印象を受ける新モデルとなっています。

それでは実機を見ていきます。

パッケージ内容

パッケージはミニマルで、MagSafe系のアクセサリがラインナップされているAnkerの「Series 6」がプリントされています。

こちらがパッケージの中身。

0.6mのUSB type C – Cケーブルが付属します。

621 Magnetic Batteryの外観

こちらが621 Magnetic Batteryの外観。従来機と比べてかなり平べったい印象を受けます。

側面には入出力用のUSB type Cポート、電源ボタン、残量用インジケーターを搭載。

充電側の面は滑りにくい素材が採用されており、マグネットと組み合わさって安定感があります。

従来モデルとの比較

Anker 622 Magnetic Batteryと並べたところ。キックスタンド機能は省略されましたが、バッテリー容量や全体的なスタイリングはそのまま、大幅に薄型化されている事がわかります。

初代のPowerCore Magnetic 5000と比べてもかなりすっきりしています。

iPhoneに装着した際のサイズ感

パープルのiPhone 14 Plusに装着したところ。薄くなった事でサイズ感的に非常に収まりが良くなった上、色の相性も抜群です。

iPhone 13 miniに装着するとPowerCore Magnetic 5000と違って本体下部からはみ出ますが、厚型の622 Magnetic Batteryと比べると手におさまりやすく、装着したままの使いやすさは改善されています。

iPhone裏への収まりの良さが圧倒的に改善した最新モデル

今回のAnker 621 Magnetic Batteryを実際に使ってみた感想としては、従来モデルのMagSafe系のモバイルバッテリーと比べて使いやすさが大幅に改善したのは間違い無いといったところ。iPhoneに装着して充電しながら使うハードルが劇的に下がったと感じました。

同様の製品ではApple純正のMagSafeバッテリーパックも持ちやすい製品ですが、621 Magnetic Batteryは持ちやすさに5,000mAhの容量やUSB type C充電という利便性も兼ね備えているのが利点。iPhoneへの充電ケーブルをこの製品に統一してしまえば、Lightningケーブルを使う必要が無くなるのも嬉しいところ。

MagSafeモバイルバッテリー全般、iPhoneを充電するためにUSBケーブルの携行が不要になるというメリットが共通してありますが、今回の製品はケーブル不要&本体もかさばらないというところで、持ち物のボリュームを更に大きく削れるのが最大の魅力。

iPhone本体の使用時間を伸ばしながらも、薄型のカード型のモバイルバッテリーひとつでケーブルも何も必要無いのは荷物を減らしたい方にはぴったり。

個人的にMagSafeのモバイルバッテリーはもう有線のモバイルバッテリーに戻れないほど便利に感じていたカテゴリですが、今回はそのMagSafeモバイルバッテリーの決定打が登場したと感じる進化内容でした。

621 Magnetic BatteryのAmazonでの販売価格は5,990円。通常のモバイルバッテリーよりも少し高めにはなるものの、ミニマルな荷物でiPhoneの電池残量を継ぎ足したい方には現時点で最もおすすめできる一台です。


おすすめのMagSafeアクセサリは種類別に以下の記事にまとめているので、MagSafe環境を揃えて便利にiPhoneを使いたい方は是非参考にしてみてください。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のサイト作りと愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブとカフェ開拓。2022年1月1日からガジェットVtuberとしてYouTubeも始めました!