スマートフォンアクセサリブランドのAukeyさんからクアルコムのQuick Charge 2.0規格による急速充電2に対応したUSB充電器とモバイルバッテリーをレビュー用に頂いているので、Xperiaアンバサダー企画でモニターしているXperia Z4で試してみました。
側面には充電残量確認用のボタンとインジケーター、本体充電用のmicroUSBポートに、出力用のUSBポートが1つ。最近の大容量モバイルバッテリーは2ポート出力のものが多いですが、Quick Charge 2.0対応ということで1個でも大目に見ていいのではないでしょうか。
容量は10,000mAh。側面に対応する入出力の電流/電圧が記載されていますが、Quick Charge 2.0による出力だけでなく、本体も9Vでの急速充電に対応していることがわかります。大容量モバイルバッテリーは一晩充電して寝かせてから次の日に使う事がほとんどですが、後述するQuick Charge 2.0対応充電器でモバイルバッテリーも素早く充電できるのは地味に便利なのではないでしょうか。
充電器
電圧チェック
Quick Charge 2.0できちんと充電されているかチェックするために、Quick Charge 2.0対応のXperia Z4を充電して電圧が変化している事を計測してみます。まずは一般的なモバイルバッテリーの代表格として以前レビューした「Anker Astro E5」を計測。5.19Vと表示されています。
今度はQuick Charge 2.0対応のAukeyの今回のモバイルバッテリー「PB-T1」で計測。7.99Vと表示されており、きちんと電圧を上げて充電している事がわかります。
自宅で翌日の朝に向けてゆっくり充電するというよりは出先で時間の無い時に素早く充電したい時にこそ活躍しそうなQuick Charge 2.0だけに、モバイルバッテリーに搭載されるのは非常に適材適所な活用場所といったところ。出力ポートは1つしかないものの、電池残量の少なくなったスマートフォンを素早く回復させて次の予定に向かいたいという忙しいシーンにはぴったりなのではないでしょうか。
今回Xperiaアンバサダー企画でお借りしているXperia Z4で計測してみましたが、急速充電2に関しては実は2014年夏モデルから対応しており、該当する機種は「ARROWS NX F-05F」「AQUOS ZETA SH-04F」「Xperia Z2 SO-03F」「GALAXY S5 SC-04F」など。これら以降の機種を持っているのであれば、Quick Charge 2.0による高速な充電が可能となっています。
今回紹介したQuick Charge 2.0対応バッテリー「PB-T1」3,588円、USB充電器「PA-U28」はセールにて1,388円となっています。まだまだ対応したアクセサリが少ないQuick Charge 2.0/急速充電2ですが、残量の少ない状態から短時間で8割程度に回復させるにはもってこいなので、出先でよく電池残量が無くなるような使い方をしていて対応機種を持っているのであれば積極的に活用していきたいところです。
(オーキー)Aukey [Qualcomm認証済]Quick Charge 2.0超急速充電対応充電器 USB充電器 AC充電器(Micro USBケーブル付き) PA-U28
(オーキー)Aukey 大容量モバイルバッテリー スマホ充電器 10000mAh「Quick Charge 2.0」対応 急速充電可能 （シルバー）PB-T1
