iPhone 12シリーズを購入して以来、数ヶ月間純正のシリコーンケースをメインのケースとして使っているので紹介します。
今回紹介するのはAppleが直々にiPhone用として提供している「MagSafe対応シリコーンケース」。Appleは代々新型iPhoneの発売に合わせて専用の”シリコーン”ケースを発売してきましたが、今回は初めて「MagSafe対応」を冠した製品という事でMagSafeのマグネットが吸着できる金属プレートが内蔵されたケースとなっています。
まずはiPhone 12/iPhone 12 Pro用(サイズ兼用)の「ディープネイビー」というカラーの物を写真で紹介していきます。
こちらがケース本体。外観はiPhone 12シリーズのデザインに合わせて平面的な物となっています。
内側は本体を傷付けにくいマイクロファイバーの裏地を引き続き採用。
MagSafeアクセサリ用に円形のプレートを内蔵しています。
ブルーのiPhone 12と並べたところ。本体より少し暗めのネイビーで、この色だけでなくiPhone 12 Proのパシフィックブルーとも合うように組み合わせを考えていると思われる、純正アクセサリらしいカラー選定です。
iPhoneに装着したところ。
昨年のiPhone 11 Pro用の純正ケースのレビューと比較すると分かりやすいですが、今回は純正ケースの大きな改善点として下部までしっかり覆われています。昨年までのケースでは下部のステンレスフレームの部分だけ擦り傷がつきやすいというデメリットを抱えてきたので、この改善点は評価ポイント。
右側面。ボタンは少し暗めの色で、同じ素材。
左側面。
サイレントスイッチの切り込みは適切なサイズとなっており、操作のしにくさは感じさせません。
背面。
カメラ外周はハードな素材で覆われており、カメラを保護するために盛り上がっています。
逆に、このケースを他のスマートフォンと重ねてカバンやポケットに入れると傷付けてしまう可能性があるので注意。
iPhone 12 Pro Max用も使っているので、色味の参考にこちらも紹介。
こちらは「キプロスグリーン」というカラー。上品なグリーンに感じます。
ゴールドのiPhone 12 Pro Maxに組み合わせたところ。
iPhone 12 Pro、Pro Maxとこの純正ケースの組み合わせで気に入っているのはこのステンレスフレームが見える部分。通常ケースを着けた場合ほとんど隠れてしまう本体色が上手く普段使いで見える部分に出てきてくれるため、写真では本体のステンレスフレームのゴールドのラインがはっきり見える状態です。
今回の組み合わせではゴールドのラインがキプロスグリーンのケースとブラックのディスプレイの間にアクセントとして入っているコンビネーションが非常に良く、iPhone 12用純正ケースはこういったコントラストが楽しめるのも大きな魅力なのではないかと思います。
MagSafeを使うのであれば安定感のある選択肢
毎年Appleから発売されている専用の純正ケースですが、今年のiPhone 12シリーズの新機能の目玉がMagSafeである事から、今年は多々あるMagSafeアクセサリを活用すべくという、純正ケースを選ぶ大きな理由が一つ増えた年なのかなと思います。
MagSafeアクセサリ装着用のプレートが内蔵されているため磁力による吸着力が十分なだけでなく、車載ホルダーなどに装着する際はシリコンケースのグリップ力が磁力に加わるため、安定感が増すのも嬉しいポイント。
MagSafe以外の要素にも触れていくと、まずボタンのフィーリングはプチプチ。同Apple製のレザーケースの金属ボタンと比べると高級感は無いものの、触ったフィーリングは良好です。
本体の質感は例年通り購入直後はさらさらな状態ですが、数ヶ月間毎日使っていると徐々にしっとりグリップ感を増していきます。表面のさらさら感が薄れてくるにつれて汚れやすくはなってくる点は仕方ありませんが、滑りにくいケースが欲しいという方には日に日に滑りにくく進化していくおすすめのケースではあります。
販売価格は税込み6,050円のApple純正シリコーンケース。MagSafeアクセサリを中心にiPhone 12シリーズを使っていきたいのであれば、実用性の高いケースかと思います。
iPhone 12、iPhone 12 Pro、iPhone 12 mini、iPhone 12 Pro Maxに最適なiPhone 12シリーズ用ケースのおすすめはiPhone 12/12 Proシリーズ用おすすめケースの記事でMagSafe対応、超薄型、耐衝撃、ストラップホールの有無などの目的別にまとめているので是非参考にしてみてください。