Belkinの放つ本命の力作「BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe」レビュー。

BelkinからApple直販サイト限定で新発売された「BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe」を実際に買って使ってみました。


BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeはiPhone 12シリーズより搭載されている「MagSafe」の15W急速ワイヤレス充電規格に正式対応したワイヤレス充電器。MagSafeだけでなく、Apple Watch専用充電端子、及びAirPodsなどに使えるQi規格のワイヤレス充電器が搭載された3in1となっています。

iPhoneとApple Watchのマグネット充電端子をT字のバーで支える美しいデザインが特徴で、iPhone 12発表時に同時に発表されたものの、発売日は公表されず。そのまま結局年内は発売に至らず2021年を迎えてしまいましたが、つい先週1月9日よりゲリラ的に販売が開始。早速購入した物が届いて使い始めているので、使用感をお伝えしていきます。

こちらがパッケージ。かなり大きく感じます。

中はこのように空洞で、フィルムで保護された本体が箱に当たらないような梱包になっています。

こちらがフィルムに保護された本体。台座部分も両面フィルムで保護されています。

台座の下には製品保証の書類と専用のACアダプタが入っています。

パッケージの仕切りがそのまま簡易マニュアルになっています。

こちらが本体。

左側はiPhone用のMagSafe充電パッドで、15Wの急速ワイヤレス充電が可能。

右側がApple Watch用充電端子。

ブラックとホワイトがラインナップされていますが、T字金属バーの背面のスリットはボディ同色の樹脂で穴埋めされており、ブラックはこのとおり高級感がある処理。

底面には専用のACアダプタが装着できる溝があります。

台座中央はQiのワイヤレス充電パッドとなっており、AirPodsなどのワイヤレス充電対応デバイスを乗せて充電が始まるとLEDが点灯します。

iPhone 12 Pro Max、Apple Watch Series 6、AirPods Proを装着したところ。

iPhone装着部分は全方向に回転できるため、横向きに向けて充電しながら動画再生したりといった事も可能。

台座のQiパッドはAndroidスマートフォンなどQi対応デバイスでも利用できるため、iPhoneとAndroidの2台持ちであれば台座でAndroid、上部のMagSafeでiPhoneと、2台同時に充電するといった使い方も可能です。

15WのMagSafe充電ができるスタイリッシュな充電器

Apple純正のMagSafe充電器をスタンドにはめ込んで充電するMagSafe充電スタンドはAmazonなどでも数多く販売され始めていますが、Apple公式のMagSafe充電器が必要不可欠で、純正充電器を流用する仕様上どうしてもAppleのMagSafe充電器のケーブルが下からだらしなく垂れた状態になってしまい、iPhoneが宙に浮いているルックスを実現できないという問題がありました。

今回のBOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeはAppleが直々に直販する公認製品となっており、純正充電器を別途購入してはめ込むといった事が不要のため、MagSafe充電パッドのケーブルがしっかりとバーに内蔵されて綺麗に収まる、ケーブルの垂れないスタイリッシュな外観は唯一無二となっています。

MagSafe充電は15Wの急速充電で充電スピードが速いだけでなく、iPhone本体を充電器の上にかざせばマグネットで確実に充電できる正しい位置に誘導されるといった使い勝手の良さを兼ね備えています。ワイヤレス充電の手軽さ有線充電に近いスピード・確実性を兼ね備えた秀逸な規格なので、iPhone 12シリーズを使っているユーザーであれば是非とも導入しておきたいところ。

その利便性の高いMagSafe充電を、お手本のようなスタイリッシュな筐体に落とし込んだ本命とも言えるのが今回のBelkinの充電器。iPhone 12シリーズ+Apple Watch+AirPods(Pro)というApple布陣で固めているiPhoneユーザーはもちろん、Qiに対応した他社のワイヤレスイヤホンやAndroidスマートフォンを併用している方にも十分おすすめの製品。

価格は税別14,690円(税込み16,159円)と高額な充電器ではありますが、現時点では他に似たような選択肢も無いのでこういった物が欲しければこれを買うしかないといった状況。今回紹介したブラックはクールな印象のマットの質感と引き換えに汚れが目立ちやすいと感じたので、気になる方はホワイトを選んでみても良いかもしれません。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。