発売前から転売価格が48万に高騰したり、密輸が600台以上押収されたりと中国での転売ニュースが絶えないiPhone 6ですが、中国での転売価格は暴落しているようです。
今回中国での販売時期が未定になり価格が高騰したiPhone 6ですが、この高騰に便乗して転売に手を出した事の無い中国人・香港人の数多くが転売に参加。日本でもアップルストアが急遽電子整理券システムを導入せざるをえない事態にまで発展しましたが、こうして転売目的で参加した中国人の多くが販売ルートを持たないため路上で叩き売りを始め、結果として相場全体が値崩れを起こし、買い取り業者が1台販売するごとに7000〜14000円ほどの損失を被るまでに至ったとのこと。
日本で販売されているiPhone 6は香港版では利用できないCDMA2000が利用可能という事もあり、中国では業界三位でCDMA2000キャリアの中国電信(China Telecom)でも利用できる「最強モデル」となっているため他国のiPhone 6と比べると価値が高い個体となっているものの、秋葉原の携帯買い取り業者モバイルヘッドのブログを見ても定価割れ状態が続いており、完全に供給過多で飽和状態になっているようです。