EXPANSYSから販売されているOPPO R819のレビュー機をお貸しいただけたので紹介したいと思います。
OPPOとは
OPPOは当サイトで以前レビューしたOPPO Find 5などのハイエンドスマートフォンを生産している中国のメーカー。SIMフリースマートフォンをグローバルに販売しているEXPANSYSとは戦略的パートナー契約を結んでいます。
外観
バックキーがGALAXYシリーズ同様右側にあるのが特徴で、右手のみで片手操作を完結させるにあたって便利な配置です。
カメラはソニーの裏面照射型Exmorを搭載しており、800万画素で f値は2.0。本体が薄いため、少し浮き出てしまっています。
デュアルSIMスロット搭載
OPPO R819の最大の特徴は2つのスロットを搭載した特徴的なSIMスロット。iPhoneのようにSIMピンを挿入する事によってSIMトレイを取り出す仕組みですが、奥から2つ目のトレイが出てくるのはちょっとした驚きがあります。
2つのSIMスロットが搭載されている事で、海外旅行の際片方を国内で使っているキャリアのSIMを通話ローミングで使い、データ通信は現地のプリペイドSIMを使う事によって安く済ませるなどの使い方が可能です。なお、2つのSIMスロットはどちらも3Gに対応しているものの同時に2つの回線で3G待ち受けをする事はできないので、GSM対応国での使い方になります。
APN設定をプリインストール
各国のキャリアのAPN情報がプリインストールされており、挿入されたSIMに応じて設定をロードしてくれます。ただしキャリアによっては契約に応じたAPNを選択しなければ定額に収まらない場合もあるため、通信できていても正しいAPNが設定されているか確認する事をおすすめします。
タップでスリープ解除
国内ではSHARPのAQUOS PHONE ZETAやSONYのXperia Tablet Zなどが既に搭載している機能ですが、画面をダブルタップでスリープ解除する事ができます。卓上に置いたまま使う際に便利な機能です。
自撮りに便利な広角インカメラ搭載
OPPO R819はHTC J Oneと同じく、88度の広角なインカメラを搭載。また、画質に関しては使用感としてHTC J Oneよりも綺麗に写るようで、複数人で綺麗に自撮りするには便利です。
鈴木愛理?
カメラのUIの中の「Beauty Plus」モードのアイコン画像に日本のアイドルの鈴木愛理(℃-ute/Buono!)らしき写真が使われているようですが、正式な起用であるかは不明です。
海外に行く際に便利な機能や機構を搭載しつつも、本体のボディは薄く軽く使いやすい仕様となっており、海外旅行が多い人にはとてもおすすめできるスマートフォンです。EXPANSYSでは現在36,000円となっており、価格も他のスマートフォンと比べるとかなり安い部類となっており、お手頃価格のユニークな機種です。