5.9インチ×指紋認証の使いやすさ。HTC One Maxレビュー

EXPANSYSさんからHTCの5.9インチスマートフォン「HTC One Max」のレビュー機を提供して頂いたので紹介します。

5.9インチの”HTC One”

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HTC One Maxは4.7インチのHTC One、4.3インチのHTC One miniに続く同社のラインアップの5.9大型スマートフォン。国内で販売されているのはHTC OneをベースにしたauのHTC J One HTL22ですが、これより一回り大きいサイズの機種となります。

外観

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左側面には裏蓋をあけるためのスライダーが配置されています。

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上部はイヤホンジャックと、最近のグローバル機でトレンドの赤外線ポート。

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右側面はスリープキーとボリュームキー。片手で操作できる位置です。

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下部はmicroUSBポートとマイク。

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画面の外周をフレームが覆うデザインになっていますが、画面内のベゼル自体は細め。

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上下にはBoomSoundスピーカーを搭載。

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背面はHTC One系列と統一された丸みを帯びたフォルムです。

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カメラの下にはHTC Oneには無かった指紋センサーを搭載。

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裏蓋を開けるスライダーはボタンとしてはかなり小さめです。

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裏蓋を開けるとmicroSIMスロット、microSDスロットがにアクセスできます。

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HTC J Oneとのサイズ比較。4.7インチと5.9インチなので親子のようなサイズ感ですね。

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上がHTC J One、下がHTC One Max。HTC J Oneでは国内仕様のmicroSDスロットのために急遽設けられた裏蓋のスライダーのデザインが改善されている事が伺えます。

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HTC One/J Oneには無かった白いフレーム。

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10.5mmのHTC J Oneに対して、10.29mmと若干薄くなっています。

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正面から見たサイズ感。国内では比較的大画面なHTC J Oneが小さく見えます。

指紋認証でロック解除&アプリ起動

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HTC One Maxの背面に搭載されている指紋センサーはロック解除だけではなく、アプリのランチャーとしても設定できます。登録本数は3本まで。設定したアプリに紐づけられた指でロック解除すると、ロック解除と同時にアプリを起動してくれます。とっさに撮影したいシーンなどで素早くカメラを起動する事ができます。

指紋センサーは背面にあるためiPhone 5sのように卓上でロック解除ができないのは不便ですが、大型なサイズもあって手にもって使う分には背面の指紋センサーの使い勝手は良好です。


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以前レビューしたHTC J One HTL22同様BoomSoundステレオスピーカーを搭載し、より大画面になっているためポータブルな動画鑑賞機としては良い選択肢です。大きなボディを使いこなすギミックとしても指紋認証は機能しており、片手で楽にロック解除できるのは魅力。

LTEの周波数は900/1800/2100/2600MHzに対応しており、電源を入れたままmicroSIMカードを取り替える事ができたりと、通信面での使い勝手も高い機種です。

今までレビューしてきた6インチ前後の大型SIMフリースマートフォンとしては独自の感圧式タッチペンのSペンが利用できるGALAXY Note 3、6.4インチの大画面と薄型を両立したXperia Z Ultraなどがあり各社特色のある機種ばかりですが、これらと比べてもHTC One Maxの背面の指紋認証によるロック解除はやみつきになる便利さです。

HTC One Max – EXPANSYS Japan

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。