iPhoneをWi-Fiを使って使用しているユーザーは要注意!
回線契約が施されていない国内版iPhoneをiOS5にアップデートすると、基本機能は愚か、iTunesを用いて復元する事すら出来ない、いわゆる「文鎮」状態になってしまう現象が報告されています。
昨日iOS5が公開され、既にアップデートをほどかしたユーザーも多いと思われます。その中にも「文鎮になった」という発言はちらほら。
本日、GIGAZINEさんが自らのiPhoneを用いて身を挺して検証をしていました。
解約したiPhoneにiOS 5をインストールしようとすると使用不能に、復元も不可 – GIGAZINE
SIMカードが刺さっていない状態でiOS5にアップデート。すると言語がよくわからないものに。
突然「Activation Failed(構築失敗)」の文字が。
こんなときにはiTunesで復元すれば!・・・と思ってもなんと「アクティベーションを行おうとしているiPhoneにはSIMカードがインストールされていません」と表示され八方塞がりに。
・・・こうしておいたわしや、GIGAZINEさんのiPhone4は文鎮と化してしまいました。
「涙でかすんで前が見えません。」
-GIGAZINE,logh_ss氏
この現象は以下の条件で発現してしまうようです。
1.国内版iPhoneである
海外から輸入したSIMフリーのiPhoneならばこの問題は発生しないようです。
2.契約が切れているSIMカードを挿入している、もしくはSoftBankSIMが挿入されていない
iPhone4まではSIMロックがかかっているため、SoftBankSIMが刺さっていなければなりません。
そして国内版を中古で買った、というような人がiOS5にアップデートするために行うべき手段で最も現実的な方法。それはiPhoneをSoftBankで利用している人からSIMカードを借りるということです。アップデートおよびアクティベートのときにSIMカードさえ刺さっていればこの問題は発生しません。
国内版iPhoneを回線契約せずに利用している方、SIMカードを何かしらの手段で手に入れない限り、iOS5へアップデートはしない方が良さそうです。