au、VoLTEを活用した新サービス「シンクコール」「ボイスパーティー」発表、通話中の画面共有や最大30人までの通話が可能に

VoLTE対応機種を発表したauですが、早速VoLTEを活用した新サービスを発表しました。


シンクコールはVoLTEによる音声通話中に相手に自分の画面を表示する「画面シンク」、自分のカメラの映像を相手に表示する「カメラシンク」、お互いの位置情報を地図上に表示する「位置シンク」、画面上で手書きの文字を共有できる「手書きシンク」などの機能を搭載した新たなコミュニケーションサービス。従来auではCDMA2000という「通話」と「データ通信」が同時に行なえない規格を採用していたため通話中のコミュニケーションサービスは提供できなかったところを、VoLTE導入により通話とデータ通信が両立できるようになり今回のサービスが実現しました。

ボイスパーティーは最大30人で同時に通話が可能な多人数通話機能。発信者がau VoLTEに対応した端末であれば相手は他社の携帯電話や固定電話でも利用可能で、月額利用料は300円。

ただ単にVoLTEによる高音質通話を導入するだけでなく、こういった具体的なユースケースを想定した付加価値を提供するのは通信キャリアとして高く評価できるのではないでしょうか。両サービスは2014年12月初旬提供開始予定となっています。

国内初! 「VoLTE」を活用した、新たなコミュニケーションサービス「シンクコール」、「ボイスパーティー」の提供開始について | 2014年 | KDDI株式会社

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。