1.3万円の格安スマホFREETEL KATANA01などで話題のWindows 10 Mobileですが、海外ではMobileではないフルバージョンのWindowsを搭載した機種がクラウドファンディングのIndiegogoに登場しているようです。
SyncPhoneはWindows 10 MobileではないPC用のWindows 10を搭載したスマートフォンのコンセプト。SyncPhone、SyncPhone S、SyncPhone Proの3グレードをラインナップ予定としており、クラウドファンディングの達成金額によってAndroidやUbuntuとのデュアルブートも導入予定とのこと。詳細スペックは以下のとおり。
グレードによってRAMが2GB/4GB/8GB、ストレージが32GB/64GB/128GB、CPUのクロック数が分かれるほか、カメラの画素数も800万/1200万/2000万と変わるのが特徴的。また、最下位モデルにはスタイラスが付属しません。
クラウドファンディングのIndiegogoで選択可能なプランの中で本体が手に入る最安のものは199ドルで、最下位モデルのSyncPhoneが手に入ります。なお、通常販売価格は279ドルを予定しているとのこと。スタイラスが付属するSyncPhone Sは299ドルのプランから、SyncPhone Proは499ドルからとなっています。
クラウドファンディングのフルバージョンのWindows搭載スマートフォンとしては4つ折りでノートパソコン・タブレット・スマートフォンの間で変形できる3in1なDragonflyが以前話題になりましたが、こちらのプロジェクトは進捗しているものの、まだ製品化には到達していないようです。
かなり人柱感のあるデバイス系のクラウドファンディングですが、今回のSyncPhoneは2016年の2月以降発送と記載されており、本当にそのレベルのスピード感で製品をリリースできるとしたらクラウドファンディングとしては恐ろしく早い出荷となりそうです。応援したい方は以下のリンクから。