Yahoo!ショッピングにてECサイトを展開しているフジテレビラボより、Galaxy S7 edgeをはじめとする曲面ガラスのスマートフォンの画面を保護できるコーティング剤「SDSバイオニックコート」をレビュー用に頂いています。
SDSバイオニックコートは液体のナノ粒子が画面のガラスに分子融合する事によって画面のガラスを強化できるという製品。従来のコーティング剤や保護ガラスを上回る10Hという非常に高い硬度を誇ります。液体のため保護フィルムのように貼り付ける際の手間や失敗のリスクが少なく、またGalaxy S7 edgeやiPhone 6sのような最近の機種に多く採用されているラウンド形状のガラスも保護できるのがポイント。
展開したところ。液体コーティング剤本体の入った袋のほか、塗布用のコーティングクロス、拭き取り用のファインクロスが付属します。
Galaxy S7 edgeで試す
今回はSDSバイオニックコートをGalaxy S7 edgeで試してみることに。Galaxy S7 edgeは両サイドがエッジスクリーンとなっており、保護フィルム・保護ガラスを貼り付けるのが難しく、また難ありな製品が多いため、こういった液状形態のソリューションはうってつけ。早速塗布していきます。作業前に本体の画面を綺麗に拭いておく事を忘れずに。
塗布してみた感想としては、保護フィルムやガラスと比較すると位置合わせなどの手順が無いため非常に楽で、ストレス無く使える点が非常に大きいところ。軽くカッターナイフ等でテストしてみましたが深い傷がつくという事もなく、10Hという他社製品にはない硬度は信頼できそうです。
Rockブランドの耐衝撃ケースも併売
SBSバイオニックコートを販売するフジテレビラボではスマートフォン向けの保護ケースブランド「Rock」のGalaxy S7 edge用ケースも販売中とのことで、サンプルを頂いています。耐衝撃性能の高いケースとなっており、今回紹介したSDSバイオニックコートと併用する事で高い保護性能を発揮する事ができるとのこと。
ディスプレイ部分を側面から見たところ。ケースの外周が本体のディスプレイよりも飛び出て突起しているため、画面側が下になっても地面に触れる事のない形状となっています。
湾曲ガラスに最適な「コーティング剤」という第二の選択肢
Galaxy S7 edgeをはじめ、ラウンドガラスはiPhoneやXperiaでも採用されており近年のトレンドですが、保護フィルム・ガラスとの親和性が低いのが難点。このようなコーティング剤はそういったラウンドガラスを採用したデバイスとの相性という点では非常に良く、導入のストレスも少なく、また実際に機種を使っている際の見た目や使い勝手も劣化しないという魅力があります。
一方で、分厚い保護ガラスのように落とした際に身代わりに割れてくれたり、保護ガラスが割れた際に剥がして新品を貼り直したり、といった使い捨ては出来ない欠点も。一度貫通して傷付いてしまうと本体ごと修理するしか方法が無くなってしまうため、あくまで擦り傷などに対して「傷つきにくくする」ためのアクセサリとして見た方が良さそうです。またコーティング剤はタブレット一枚分ほどの分量がありスマートフォン一台に使った場合は余るので、出来ればキャップを付けて保管できる容器で販売してほしいと思いました。
SDSバイオニックコートはフジテレビラボセレクションにて2,980円で販売中。良い画面保護フィルムが無いと悩んでいる方は、保護フィルム以外の第二の選択肢として是非検討してみてはいかがでしょうか。