マウス(旧マウスコンピューター)から、Windows 10 Homeを搭載した8.0インチタブレット「WN803」が発売されています。
WN803はWindows 10 Homeを搭載した8インチタブレット。重さ約315gの軽量筐体で、軽くて取り回しやすいのが特徴、公式サイトに掲載されているスペックは以下のとおり。
OS | Windows 10 Home 32ビット |
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CPU | インテル® Atom™ x5-Z8350プロセッサー (4コア/1.44GHz/IBT時最大1.92GHz/2MBキャッシュ) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 400 |
メモリ | 2GB PC3-8500 |
ストレージ | 32GB eMMC |
液晶パネル | 8.0型 WXGA (800×1280/ LEDバックライト) |
無線 | IEEE 802.11 ac/b/g/n 最大433Mbps対応+Bluetooth 4.0準拠 |
価格は公式サイトにて税抜き・送料込み24,800円となっており、お手頃価格で購入できてWindowsアプリケーションが動く低価格8インチタブレットという最近見ないカテゴリに新製品を投入してきた格好となっています。
低価格の8インチWindowsタブレットと言えば2013年にレビューしたMiix 2 8、2015年にレビューしたビックカメラグループ専売タブレットなど一時期盛り上がっていたカテゴリですが、最近はあまり見なくなった気がします。今回マウスから2018年に新製品が発売されるのも驚きですが、メモリ2GB、ストレージ32GBは何の用途に使うにせよ少し心許ない気がします。Miix 2 8の時点でストレージは64GBあったのを考えると、今回のスペックは少しミニマルすぎるかもしれません。一応microSDカードによる容量拡張が可能なのが救いでしょうか。
近年の小型Windows機はGPD Pocket 2など海外のクラウドファンディングによるユニークな機種がコアなユーザーの間では話題の中心ではあるものの、そんな中でもベーシックな低価格Windowsタブレットのカテゴリが途絶えず新製品が出続けているのいうのはある意味ありがたいかもしれませんね。