後付けで通常のドアの鍵をスマートロック化できるQrio Lockが、「Amazon Alexa」「Google アシスタント」「LINE Clova」に秋頃から順次対応します。
Qrio Lockは通常のドアのツマミの部分に被せて装着する事で、ドアの施錠をスマート化できるデバイス。先日レビューしたとおり、先代モデルに無かったドアの開閉センサーによるスムーズなオートロック、及びBluetoothビーコンとGPSの組み合わせによる自動解錠を搭載しているのが特徴です。レビューは以下のとおり。
今回のプレスリリースによると2018年秋頃を目途に、「Amazon Alexa」「Google アシスタント」「LINE Clova」に順次対応予定であるとのこと。「自宅の鍵を締めて」とスマートスピーカーやスマートフォンに話しかけるだけで自宅の鍵を施錠できるようになります。なお、連携にはQrio Lockとの通信を中継するQrio Hubが別途必要。
解錠にも対応予定
解錠機能に関しては「なお、解錠機能につきましては、セキュリティの観点から、各音声サービスのスマートロックに対するサポート状況に合わせて対応する予定です。」との事なので、各スマートスピーカーのプラットフォームのセキュリティ事情を加味した上での実装になりそうです。
Qrio Lockは先代モデルのQrio Smart Lockから各方面で上位互換としてブラッシュアップされてきましたが、スマートスピーカー対応も先代で対応していたAlexa(解錠のみ)に加えて3大プラットフォームに対応予定という事で、着実に前モデルからの進化を続けているのは嬉しい限り。先日Apple Watchからの解錠に対応予定とのリリースもあり、購入後に機能がどんどん増えていくのは面白いところ。今月末にはスマートフォン不要で操作ができるQrio Keyの発売も控えており、しばらくは新機能ラッシュが続きそうです。