2021年4月の発売から使っているAppleの紛失防止タグ「AirTag」が1年と2ヶ月使ってバッテリー残量低下の警告が表示されたので、バッテリーを交換してみました。
こちらが今回バッテリーを交換するAirTag。昨年から使っている4つのうち車の鍵に付けている物は3〜4割の残量がまだ残っていましたが、メインのバッグに付けていた物だけ先に電池が切れかかっていたので交換することに。他のApple製品と通信してトラッキングする性質上、使い方によってバッテリー持ちにバラつきが結構あるようです。とは言いつつ、バッテリー残量低下はAppleの「探す」アプリでしっかりと通知されるのは安心。
AppleのAirTagは市販のボタン電池「CR2032」を採用しています。今回はAmazonで599円で10個入りのセットを購入して使ってみました。
AirTagの裏蓋はAppleロゴのついた金属部分を押しながら反時計回りに回す事で取り外しが可能。新しい電池を入れて元に戻す際は蓋を凹みにはめて時計回りに回せば元通り。イメージが掴みにくい方はApple公式サイトのAirTagの電池を交換する方法にて詳細に解説されているのでおすすめです。
新しい電池が通電すると電子音が鳴ってお知らせしてくれます。
というわけで、AirTagのバッテリー交換はすんなり完了。今回使ったボタン電池は1個約60円、電池寿命が約1年〜1年半程度とすると、一ヶ月あたり3〜5円程度といったところですね。
現在紛失防止タグは財布用にクレジットカード形状のTile Silm、他はAirTagを使っていますが、やはりAirTagはApple純正の探すアプリからシームレスに使えたり、置き忘れ時には比較的高精度で置き忘れ通知をしてくれたり、UWB対応のiPhoneであればAirTagのある方向まで空間上でトラッキングして探せたりと、なんだかんだ使い勝手が良く1年以上継続して愛用しています。
AirTagも2022年7月1日以降のApple製品の値上げの影響を受けており、当初の価格の3,800円から4,780円に。元々トラッキングタグとしては高めの価格設定ですが、ほぼ5,000円になってしまうと持ち物ごとに1個1個付けるにはハードルが高めですね。記事公開時点ではAmazonの価格は3,800円のままなので、これから導入しようと思っている方や個数を追加しようと思っている方は今のうちが良いかもしれません。