以前2021年のお気に入りの買い物だったiPhone 12 miniを改めてサブ機として使うにあたって、画面のプロテクターをNIMASOのアンチグレアのガラスにしてみたところ快適だったので紹介していきます。
NIMASOのアンチグレアの「磨りガラス」という珍しい商品
従来のPET製の保護フィルムでは光沢・非光沢の2種類がラインナップを多く見かけていましたが、ガラス製の画面プロテクターは透明感のある光沢のものがほとんど。アンチグレアの商品の割合は非常に少ないのですが、今回導入したNIMASOのアンチグレアガラスフィルムは珍しくガラスかつ非光沢。
実は何度か買っており使い勝手は知っていたのですが、今回改めて買い直したのはかつてお気に入りのメインスマホだったiPhone 12 miniをサブ機として復活させたから。アンチグレアのフィルムを画面に貼るとどうしても画面の精細感が損なわれるため写真や動画をくっきり見るには向かないのですが、引き換えに得られるのは「滑りやすいサラサラの手触り」と「ほとんど指紋が付着しない利便性」の2つ。
サブ機として「サクッとTwitterやInstagramなどのSNSに返信」「カーナビとしてルート検索」「音楽プレイヤー」といった用途で使う場合、操作性や利便性が底上げされるため使い方にメリットが合致していると感じて導入してみました。
価格もAmazonにて930円とお手頃なので、アンチグレア未経験でもお試しで購入するにもハードルが高すぎないのも嬉しい所。
取り付けはガイド枠付きで確実
こちらがパッケージの同梱物。最近は位置合わせ用の枠が同梱されることが増えてきました。
ガイド枠を取り付けたところ。この枠にガラスの辺を合わせて貼り付ければ位置合わせは確実。エアダスターなどを準備しておくと事前のホコリの除去も楽々なのでおすすめです。
ガラス上部はインカメラの部分だけ通常ガラス、タッチパネル部分は磨りガラスと器用に加工分けされています。
iPhone 12 miniに貼り付けたところ。
通常の光沢のガラスのような艶が無くなるので、表側からの印象はかなり変化します。またPET製のアンチグレアのフィルムと比べると触った際の質感は非常に高く、使い心地の良いガラスの質感とアンチグレアの利便性を兼ね備えている点は大きなメリット。
気持ち良くタッチ操作ができる隠れ名アイテム
アンチグレアのガラスをスマートフォンの画面に貼るのはマイナーな選択肢ではあるとは思いますが、実際に使ってみると使い心地の良さに驚きます。画面の滑りが良くなるためゲームのプレイなども快適で、かつ指紋も付着しにくくなるため拭き取りの頻度も減ります。映り込みがほとんど無くなるのもメリット。
逆にデメリットとしては磨りガラスゆえに画面の解像感が損なわれるため、動画配信サービスなどで映像美を楽しみたい方には不向き。また、写真のように近くで見た際のざらっとした画面の見た目が苦手な方にも向かないかと思います。自分もメイン端末にはしたくないかなというラインでした。
アンチグレアのガラスはこのようにメリット・デメリットがはっきりとした製品だけに、用途にぴったりハマると非常に強力。今回は軽快に使えるiPhone 12 miniと組み合わせてみましたが、iPhone 12 miniは画面サイズが小さくアニメ鑑賞などには使わないためデメリットは気にならず、Twitterでサクサクと文字が打てたりGoogleマップで気持ち良く地図を振り回せたりと、使い心地の部分が大きく強化されて相性は抜群でした。
今回のケースのようにアニメ観賞用には大画面端末、SNS投稿やLINE用には小型端末、といった複数台のスマホを用途によって使い分けている方にはこういったアンチグレアのガラスを小型機に装着する運用はおすすめ。端末の印象もガラっと変わるので、是非一度試してみてはいかがでしょうか。