Apexモバイルがサービス終了したので代わりに本家Apex Legendsが遊べるGPD WIN4を購入してみた

2022年にサービス開始されたApex Legends Mobileが2023年5月2日にサービス終了してしまったので、本家Apex Legendsを同様にポータブルにプレイできるようGPD WIN4を購入してみました。


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Apex Legends Mobileは2022年5月18日にiOSとAndroidに向けてサービスを開始したバトルロワイヤルゲーム。PC・コンシューマーゲーム機向けに展開されていたApex Legendsをモバイル向けに最適化して移植した作品で、2022年中にAppleのApp Store Awards「ベストゲーム」やGoogle Playアメリカの「ベストゲーム2022」を受賞した人気タイトルです。

しかし2023年2月に突如「コントロールできない要因により」サービス終了する事が予告され、日本時間2023年5月2日9:00にサービス開始から1年足らずでシャットダウンされました。

サービス開始以来iPhoneで熱中していたタイトルだけに今回のサービス終了は非常に残念で、本家Apex Legendsがサービス展開しているNintendo Switch版も持ち運べはするものの画質や動作が非常に悪いためどうしたものかと思っていたところ、ちょうどポータブルゲーミングWindowsデバイス「GPD WIN4」がクラウドファンディングを終えて発売されたという話題が目に入ってきました。

GPDは2013年に創業した中国の小型Windowsデバイスのメーカーで、2016年にクラウドファンディングを経てクラムシェル型の5.5インチポータブルWindowsゲーミングPC初代GPD WINを発売。その後は以前レビューしたGPD Pocket2をはじめゲーミング以外のUMPCにも手を広げています。

そのGPDがGPD WINシリーズの4代目として発売した「GPD WIN4」はかつてのソニーのポータブルゲーム機を彷彿とさせる筐体で、内蔵のゲームパッドと物理キーボードに被さる形のスライド式のタッチ対応ディスプレイが特徴。

性能としてはRyzen 7 6800Uを採用し、処理性能に余裕ができた事でGPD WIN3までは1280×720どまりだった解像度を1920×1080にアップさせた6インチディスプレイを搭載。RAMは16GB・32GB、ストレージは内蔵が512GB・1TB・2TBから選択可能で、microSDXCカードによる拡張が可能。OSはWindows 11 Home・Steam OSをサポート。画面の左側には指紋センサー、左側にはマウス移動・クリック操作が可能な光学式ポインティングデバイスを搭載。

USB type Cポートを上下に備えどちらからも充電でき、上部はUSB4となっておりeGPUへの接続が可能、下部は併売のドックでLAN・USB type A・HDMI・USB type Cが拡張可能。LTEモジュールを装着する事でモバイルデータ通信にも対応します。上部にはUSB type Aポートも搭載しているなど、ポータブル機でありながら拡張性にも力が入れられています。

YouTubeなどで既に実機に触れられているレビューアーのインプレッションを見る限りはWindows版のApex Legendsの動作も申し分無く、また個人的にここ数年間でのGPDの製品の進化度合いも気になっていたため、4月末にクラウドファンディングが発送フェーズに入っていたIndiegogoにて若干数残っていたストレージ512GB・RAM 16GBのベースモデルをオーダーしてみました(現在は受付終了)。

ただIndiegogoで直接注文したため現在はまだ発送手続きに入っておらず、実際に手元に届くまでにはまだ時間が掛かる様子。この手の小型WindowsマシンはGPD Pocket2をクラウドファンディングで入手して以来なので、届くのが楽しみです。

現在GPD WIN4は市販モデルがAmazonなどで購入可能。価格は最安構成で14万円からとなっています。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。