Androidでその直感的な操作性と多彩な拡張機能、そしてジェスチャー機能で人気を博しており、先日AppStoreでも配信が開始された「Dolphin Browser」に、ユーザーが入力した情報やURL情報などを勝手に送信しているというスパイウェア疑惑が上がりました。
現在では公式に謝罪がされ、騒動は終息へ向かっています。
詳しくは以下から。
事の発端は先日のアップデート(現在では更にアップデートが施され、「勝手に情報を送信する」という事はなくなっています)。
動作が軽量化し、ユーザビリティが向上した反面、何故かDolphinBrowserが常駐するようになりました。これに文句を付けるレビューが見受けられ始めた頃、海外のxdaで「DolphinBrowserがスパイウェア的動作をしている」という報告が上がりました。
If it weren’t for things like this, I’d still be a fan of Dolphin Browser.
Ever since the ‘webzine’ ‘feature’ came out (in version 6), this app forwards the URL of:
Every link you click.
Every search you enter.
Every page you load.
This includes:
SSL URLs.
QUERY_STRINGS.
IP addresses on private networks and file:// urls.
<2ch民による和訳>
19 名前:名無しさん@涙目です。(神奈川県)[] 投稿日:2011/10/27(木) 18:17:43.62 ID:gG36AAX30 [2/2]
以下のURLを送信します
あなたがクリックしたすべてのリンク
検索のために入力したすべて
読み込んだすべてのページ
SSL URL
クエリ文字列
プライベートネットワークのIPアドレスとfile:// URL
だそうだ
これはユーザーが入力した住所や電話番号といった個人情報から、あるいはAmazonなどと行った会員制のページで入力したパスワードまでもが漏洩した可能性がある事を示しています。
この情報はインターネットを通じて急速に拡大。「DolphinBrowserを即刻アンインストールすべき」といった意見が多く交わされました。
この事態を受けて公式も謝罪文を掲載し、このアプリを通じて送信したデータはサーバーには保存されておらず、また送信行為に於いて悪意はないと表明。謝罪をし、今後アップデートでこの問題に対処すると発表しました。
現在既にDolphinBrowserはアップデートが施され、情報送信はユーザーの同意がなければ送信しない、という仕様になっています。
このアップデートで騒動は終息に向かっていますが、今後再びこのブラウザを使用するかどうかはユーザー次第です。