ASUSのポータブルゲーミングPC「ROG Ally」のエントリーモデル「RC71L-Z1512」が、既に発売済みの上位モデルよりも2万円安い89,800円という価格で9月21日に発売されます。
ROG AllyはASUSのゲーミングブランド「ROG」から6月に登場したポータブルゲーミングPC。6月14日から発売済みのRC71L-Z1E512はRyzen Z1 Extremeプロセッサーを搭載する事で7インチ・FullHD・120HzのディスプレイでWindows向けの3Dゲームの多くを快適にプレイできるゲームパッド内蔵型のPCとして登場しましたが、今回発売されるRC71L-Z1512はCPUを差し替える事で他のスペックはそのまま、価格を抑えた下位モデルとなっています。
ROG Ally RC71L-Z1E512 |
ROG Ally RC71L-Z1512 |
|
---|---|---|
CPU | Ryzen Z1 Extreme | Ryzen Z1 |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ | 512GB | 512GB |
画面サイズ | 7インチ | 7インチ |
画面解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
価格 | 109,800円 | 89,800円 |
発売日 | 2023年6月14日 | 2023年9月21日 |
6月に発売された上位モデルは109,800円という価格設定でしたが、今回登場する下位モデルは89,800円と価格を2万円も抑えています。
8コア16スレッドのRyzen Z1 Extremeと比べてRyzen Z1は6コア12スレッドと性能が抑えられており、上位モデルと比べると下位モデルは2万円の差分で処理性能がGeekbenchなどのベンチマークスコアで数割相当犠牲になる形となっています。
ただ画質設定を下げればApex Legendsなどのタイトルを60fpsでプレイできたGPD WIN4などの一世代前のポータブルゲーミングPCに搭載されていたRyzen 7 6800UをCPU性能で多少上回る程度のスコアは記録しているようで、多くのゲームではグラフィック設定とフレームレートの取捨選択さえできれば快適なプレイ体験が見込めるため、コストパフォーマンスは高いモデルと言えるでしょう。
予約はASUS公式オンラインストア、Amazon.co.jpなどで受付開始されています。