Windows 10 MobileのContinuumに対応したアプリが増えてきたので、まとめてみました。
Continuum for Phonesとは、Windows 10 Mobileのスマートフォンを外部モニターに出力する事でWindows 10 MobileのアプリをデスクトップのUIで利用できる機能。USB type C経由でHDMI出力したり、Miracast対応アダプタでWiFi経由で外部モニターに出力することで利用できます。Windows 10 Mobile搭載スマートフォンの画面をそのままトラックパッド・キーボードとして利用できるほか、USBやBluetoothで外部のキーボードやマウスを繋いでPCと同じようなスタイルで使うことも可能。
2016年3月18日現在の時点で対応しているアプリ・対応していないアプリは以下のとおり。
対応アプリ(純正)
- アラーム&クロック
- ウォレット
- エクスプローラ
- カメラ
- サポートに問い合わせる
- ストア
- ストレージ
- スポーツ
- ニュース
- はじめに
- フォト
- ボイスレコーダー
- マップ
- マネー
- メッセージング
- 映画&テレビ
- 設定
- 天気
- 電卓
- 電話
- 翻訳
- Cortana
- Grooveミュージック
- Lumia Help+Tips
- Microsoft Edge
- OneDrive
- OneNote
- Outlookカレンダー
- Outlookメール
- People
- PowerPoint
- Skypeビデオ
- Windowsフィードバック
- Word
非対応アプリ(純正)
- ポッドキャスト
- Fresh Paint
- Gadgets
- Lumia Creative Studio
- Photosynth
- Xbox
対応アプリ(サードパーティ)
- Aeries
- Dropbox
- Fitbit
- Hotspot Shield Free VPN
- LINE
- Perfect Tube
- Teamviewer
- Tweetium
非対応アプリ(サードパーティ)
- 乗換NAVITIME
- Adobe Photoshop Express
- Amazonアプリ
- AnTuTu Benchmark
- Aristea
- Evernote
- Fotor
- Global News Reader
- gMaps
- Horornis
- Instagram BETA
- Messenger(Facebook)
- Metro Commander Pro
- mixi
- Nextgen Reader
- QR Code Reader
- Realarm
- Skype
- Slack (Beta)
- Sleipnir Mobile
- SoundHound
- Speedtest.net
- Swarm
- Tumblr
- Vine
- WordPress
- WordPress Uploader
- Wunderlist
当初は純正アプリの対応率も低かったものの、アップデートで多くの純正アプリが対応を進めてきました。サードパーティもFacebook・LINE・Twitterと主要なところは揃っており、サードパーティのTwitterクライアントもAeriesが対応。Microsoft Office系も揃っており、意外と活用に幅は広くなってきた印象です。キーボードを繋いだ作業を想定すると、Evernoteが未だ対応していないのは残念なところ。
ただMicrosoft EdgeをそのままデスクトップのUIでタブブラウザとして使えるため、TweetdeckやSlack、Web版Evernoteなどのブラウザ上で使えるアプリケーションを駆使すればアプリ不足をある程度補う事も可能。SkypeビデオがContinuumに対応したことでビデオチャットをContinuum上で行えるようになったのも見逃せない点です。
2015年末に海外で発売されたMicrosoftのLumia 950/Lumia 950 XLに続き、国内でも現在発売中のNuAns NEO、今後発売されるVAIO Phone BizやHP Elite X3などContinuum対応機が増えてくる中で、やはりアプリのラインナップは目を離せないポイント。今後もアプリの充足具合をウォッチしていきたいところです。