WiMAX2+対応ルーターのHWD14の白ロムを入手したのでフォトレビューをお届けします。
HWD14は日本初のWiMAX2+対応ルーター。auのLTEスマートフォンのSIMカードが使い回せるとの事で、今回白ロムで入手してみました。カラバリに関してはレッドとシルバーのうちのシルバー。
使えるSIMカード
先日「auのiPhone 5sユーザーは必見!SIM差し替えでWiMAXを使い7GB制限を回避する方法」で紹介したとおり、iPhoneをはじめとするauのLTE対応スマートフォンのSIMカードを利用すればau 4G LTE、WiMAX2+、WiMAXがすべて利用可能で、HWD14本体で切り替える事ができます。
また、iPadなどのタブレットの通話ができないデータ専用のSIMカードではWiMAXでのみ通信可能でした。
WiMAX2+の使い心地
下り最大110Mbpsを謳っているWiMAX2+の実際の使い勝手を検証してみました。HWD14はWiMAX2+/WiMAXで接続する「ハイスピード」、au 4G LTEのエリアでも通信できる「ハイスピードプラスエリア」、WiMAXのみで通信できる「ノーリミット」の3種類のモードを搭載しており、本体のタッチパネルから切り替え可能。「ノーリミット」モードを選んだ場合、WiMAXのみでの通信となるため月々の7GBの通信量制限はかかりません。
実際に使ってみたところ、au 4G LTEで通信できる「ハイスピードプラスエリア」モードは非常に快適に利用できましたが、「ハイスピード」モードで接続されるWiMAX2+のエリアは現在整備途上なのか、基地局から距離があるのか、さほど速度が出ませんでした。WiMAXのみの通信となる「ノーリミット」モードは速度計測こそは遅いもののLTEより先にサービスインしたサービスだけあってしっかりと通信はしてくれるようで、auのスマートフォンが7GB制限にかかった場合の命綱として予備にSIM差し替え用に持っておくには悪くないのではないかといった印象です。
なお、この記事は「Xperia Z Ultraはどこまで使えるのか?PC無しでフォトレビューをブログに投稿してみた」の企画でXperia Z Ultraから編集・投稿しています。