SIMフリースマートフォン等を取り扱っているEXPANSYS JapanさんからXperia Z2 TabletのLTE版をお借りする事ができたのでレビューしたいと思います。
前モデルのXperia Tablet Zからの薄型防水タブレットというコンセプトはそのままで、ぱっと見の見た目の大きな変更点はありません。
飛散防止フィルム無し仕様に
デュアルスピーカー
nasne連携
TV番組を録画してデバイスから再生できるnasneには著作権保護のDTCP-IPが必要。プリインストールされている動画アプリはグローバル版のためこれに対応しておらず、nasneは利用できません。しかし、Twonky Beamをインストールし700円の有料アドオンを購入すればnasneに録画した動画も再生可能となっています。
ハイレゾ対応
Xperia Linkで他のXperiaと接続可能
Xpeia LinkはXperia Linkをインストールした他のXperiaスマートフォンとペアリングする事で、電話の着信をXperia Z2 Tabletに通知したり、XperiaスマートフォンのSMSの送受信をXperia Z2 Tablet側から行う事ができます。またXperia Z2 Tablet側からXperiaスマートフォンにBluetooth接続してテザリングをONにする事ができ、Xperiaスマートフォン側はポケットに入れたままタブレット側からXperiaスマートフォンの回線でテザリングが可能。電池持ち重視のBluetoothテザリングと速度重視のWiFiテザリングを切り替える事も可能です。初回のペアリングはXperia Linkアプリを起動し、NFC部分をかざして画面をタップすることでAndroid Beamを実行するだけです。
通話機能も搭載
Xperia Z2 TabletはXperia Tablet Zに無かった機能として電話アプリがプリインストールされており、挿入されているSIMカードで通話が可能です。バイブレータも搭載されており、通常のスマートフォンと同様に着信が可能。なお着信時にはブラウザなどのスモールアプリのランチャーが表示され、電話をしながら並行して調べ事をする事も可能。
触った印象、今回ボディがひとつの繋がったパーツになった事からかXperia Z Tabletと比較するとひねりなどに強くなっており、薄く(6.9mm→6.4mm)軽く(495g→439g)なっただけでなく剛性もかなり上がっているようです。RAMは2GBから3GBに増えてタブレットの大画面を生かしたスモールアプリのマルチタスクも楽にこなせるようになったのではないでしょうか。見た目はあまり変わらないものの、基本的な所をしっかりと底上げしているようです。
Xperia Linkを使えば自動的にXperiaスマートフォンに接続してモバイルネットワークにテザリング接続できるためWiFi版も便利に使えると思いますが、逆にLTE版であればスマートフォンを持たずにXperia Z2 Tabletだけで電話も済ませる事ができるため、どちらも面白い使い方ができそうです。