先日レビューしたGALAXY Tab S 8.4に引き続き、EXPANSYSさんからお借りしているSIMフリー10インチタブレット「GALAXY Tab S 10.5」のレビューをお届けします。
GALAXY Tab S 8.4との比較
性能の同じGALAXY Tab S 8.4との比較。解像度やCPU、RAMなどの性能は同じで、10.5はバッテリーが大容量でディスプレイサイズが大きいのがメリット。逆に8.4は耳当て通話用のスピーカーが搭載されていますが、10.5でも通話アプリは入っており音声通話は可能です。
iPad Airとの比較
サイズ的に似ているiPad Airとの比較。iPad Airは長い側のベゼルが細くなっているのに対し、GALAXY Tab S 10.5は短い側のベゼルが細くなっています。
SideSync 3.0&PC Remote搭載
Android 4.4以上のGALAXYスマートフォンを画面に出して操作したりファイルをドラッグ&ドロップで移動できるSideSync 3.0を搭載。また、PC RemoteでWindows PCを遠隔操作したりファイル転送したりする事も可能。GALAXY Tab S 8.4でも同じ事ができますが、やはり物理的に10.5インチの大画面があるとPCの操作は快適。10インチは取り回しでは劣るものの、操作性では上回っている印象です。
総合的に質感も性能も高く、Androidタブレットとしては非常に良い選択肢の一つです。以前レビューしたXperia Z2 Tabletのような防水性能はないものの、解像度はXperia Z2 Tabletの1920×1080に対し2560×1600と高くステレオスピーカーも搭載しており、メディア鑑賞機としては非常に優秀な一台となっています。
性能が同じで価格が安い8.4インチ版と悩むところですが、取り回しやすさを優先するのであれば8.4、バッテリー持ちと操作性、画面の迫力を優先するのであれば10.5インチ版といったところですが、10.5インチ版も非常に薄型軽量(467g)を突き詰めていて持ち運びやすい機種となっています。LTE版の価格は63,045円。最強のAndroidタブレットが欲しいという方にはぴったりの機種です。