LTE/3Gで2回線同時待ち受けが可能な海外版Xperia X Performanceをレビュー

SIMフリースマートフォンを取り扱っているECサイト「Expansys」さんより海外版のXperia X Performance F8132(デュアルSIM版)をレビュー用にお借りできたので国内版との違いを中心に紹介していきます。


xperia x performance 1

今回レビュー用にお借りしたのはデュアルSIM版「F8132」のライムゴールド。サンドブラスト加工されたザラザラな質感の背面の金属が特徴のカラバリとなっています。国内版のレビューは以下のリンクから。


xperia x performance sim slot

デュアルSIM版は1つのSIMスロットがnano SIM専用、もう1つがmicroSDスロット兼用。microSDを使う場合はシングルSIMとなります。

国内版と違い背面が一枚の金属

xperia x performance back panel 1

Xperia X Performance国内発表で話題になった背面部分。海外版は金属の一枚板となっており、国内版にある電波を通すためのプラスチックパーツがありません。

xperia x performance plastic 1

こちらが国内版。国内キャリアの要件を満たすために電波を通すプラスチック素材が下部に用いられており、金属の一枚板のデザインが改変されています。

xperia x performance back panel 2

Xperia Xシリーズの発表時にアピールされていた一枚板のデザインに惚れた方にとっては、海外版は魅力的な選択肢です。

ストレージが64GB

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国内キャリアから販売されているモデルの内蔵ストレージは32GBですが、このモデルは64GB。デュアルSIMのスロットを両方使うとmicroSDスロットが使えなくなりますが、それでも安心できる大容量となっています。

LTE/3GのデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)対応

xperia x perfromance dual standby
本機の目玉。従来のデュアルSIMのスマートフォンは片方が4Gあるいは3Gで利用されている際はもう片方が2Gでしか利用できず、日本で利用する際には実質切り替え式のシングルSIMのスマートフォンになってしまっていましたが、Xperia X PerformanceのデュアルSIM版はデュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)に対応しています。そのため、片方のスロットに通話用のSIMを入れて3Gで音声待ち受け、もう片方のスロットにデータ通信用のSIMカードを挿入して4Gでデータ通信に利用するといった使い方が可能となっています。

カメラは国内SIMでなければ無音

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以前国内版でレビューしたとおり、非常に精細感のあるカメラを搭載しています。このカメラは国内キャリアのSIMカード(NTTドコモ等)を挿入するとシャッター音が鳴る仕様となっており、SIMカードを抜いた状態では無音撮影が可能となっています。


xperia x performance photo 1

海外版でも改めてまたカメラを使ってみましたが、観光地の風景撮影にはぴったり。

xperia x performance photo 2

淡島の背景の富士山まで綺麗に写っています。

Xperia X Performanceの機種としての魅力は以前国内版で紹介しましたが、海外デュアルSIM版はそれに加えて本来の一枚板のデザイン、大容量ストレージ、デュアルSIM・デュアルスタンバイ、条件付きの無音カメラなどの付加価値があるモデルとなっています。

Xperia X Performance Dual F8132はExpansysにて67,900円で販売中。購入は以下のリンクから。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のサイト作りと愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブとカフェ開拓。2022年1月1日からガジェットVtuberとしてYouTubeも始めました!