3軸ジンバルカメラ「Snoppa Vmate」クラウドファンディング開始。スマホから前後2カメラ同時生放送も可能

3軸ジンバルカメラ「Snoppa Vmate」クラウドファンディング開始。スマホから前後2カメラ同時生放送も可能

クラウドファンディングサイトIndiegogoにて、先日開発中とお伝えした超小型3軸手ブレ補正ジンバル内蔵ビデオカメラ「Snoppa Vmate」の出資募集ページが公開されました。


Snoppaはスマートフォン用、一眼レフ用の動画撮影用3軸ジンバルを製造しているメーカー。Amazonだけでなく、ヨドバシカメラなどの家電量販店などでも取り扱われている実績のあるメーカーです。

以前Snoppa Atomという折りたたみ式の超小型スマートフォン用ジンバルでは同じくクラウドファンディングを実施し無事市販化に成功。最大手のDJI Osmo mobileシリーズと比較すると折り畳んだ際のサイズが小さいだけでなく、スマホ装着部分がQiパッドになっており撮影しながらワイヤレス充電ができたりと、従来メーカーには無いギミックを盛り込んで使い勝手を向上させる事で差別化を図りました。

今回登場した新作の「Snoppa Vmate」は見た目が同じくDJIのOsmo Pocketそっくりの小型3軸ジンバルカメラ。Osmo Pocketと同じく手ブレ補正のかかった4K動画をコンパクトな筐体で撮影する事ができます。

Osmo Pocketと言えばちょうど1年前に発売された製品ですが、その超小型な手のひらサイズからは想像できない安定した4K動画が撮影できる事から、ホビーユースだけでなくTV番組の収録現場などプロユースにも瞬く間に浸透しました。分かりやすい例を紹介すると、トヨタ自動車のトヨタイムズのYouTubeチャンネルの動画にて俳優の香川照之さんがOsmo Pocketを持って撮影しながらインタビューや試乗などに臨んでいます。もはやこの手の番組には不可欠の定番アイテムになりつつあります。

そんなOsmo Pocketですが、全く新しい製品の一世代目だけあり痒いところに手が届かない部分も。そういった弱点を上手く改善してきた競合製品が今回の「Snoppa Vmate」という格好。クラウドファンディングにて公開されている公式のプロモーション動画は以下のとおり。

Osmoには無い縦動画、WiFi、PinPなど搭載

まず違うのは画面サイズ。Osmo Pocketの約0.9インチのタッチパネルに対し、Vmateは1.22インチと大画面。

次に違うのが縦動画の対応。手動のレンズ回転式ではありますが、Vmateは縦方向の動画も撮る事が可能です。InstagramやTikTokなどを愛用するSNS世代には嬉しい機能。

続いて内蔵WiFi。Osmo Pocketはワイヤレス機能を内蔵しておらず、別売のワイヤレスアダプタを取り付けての簡易遠隔操作にとどまっていましたが、VmateはWiFiを本体に内蔵。スマートフォンをマウント、あるいはVmate本体を三脚などに固定して遠隔操作でプレビューしながら撮影が可能です。

WiFiを内蔵した事で、撮影した動画ファイルのスマートフォンへのワイヤレス転送にも対応。

付属のケースはケースとしてだけでなく、スマートフォンをマウントして撮影できる機能も搭載。純正ケースがゴツゴツしていて特に他に機能も無いOsmo Pocketユーザーとしては羨ましい機能です。

WiFiに加えてBluetoothも内蔵し、Bluetoothヘッドセットなどで音声の録音が可能。ワイヤレスマイクでの音声収録はこのカメラの取り回しやすさと相性が良さそうです。

ソフトウェア的にも強みがあり、生放送をVmateのジンバルカメラとスマートフォンのインカメラの2つを組み合わせて行える機能も搭載。ジンバルで安定した目の前の映像を配信しながら、自分の顔も同時にPinP(Picture in Picture)で埋め込めるのは実況にぴったりです。

Capture Pocketとの比較

つい先日同じくジンバルメーカーのFunsnap社からかなり似たコンセプトのCapture Pocketがクラウドファンディングに登場していますが、Capture PocketのメリットはVmateよりやや大きいディスプレイ、内蔵の三脚穴、声による音声操作、パン用の物理ボタンあたり。この辺りに魅力を感じる方であればCapture Pocketのクラウドファンディングにて出資するのが良さそうです。

逆にSnoppa Vmateは1700mAhの大容量バッテリー(Capture Pocketは1100mAh、Osmo Pocketは875mAh)、ワイヤレスマイク、PinPの生放送あたりが強み。特にバッテリー容量はOsmo Pocketの約2倍もある大容量なので、充電せずに沢山撮り続けたい方にはVmateのバッテリー容量はとても魅力的です。

どちらもOsmo Pocketを後発で研究して開発している製品なので、Osmo Pocketの欠点を補う形の機能であるWiFiの内蔵、ワイヤレスファイル転送の対応、バッテリーの増量、画面の拡大、縦長動画の対応などは共通点。Osmo Pocketに物足りなさを感じている方であればどちらの製品でも機能追加には満足できそうです。

クラウドファンディングは189ドルから

今回正式に公開されたクラウドファンディングでは、数量限定のSuper early birdが市販予定価格319ドルのところ189ドルで受付中。日本円にして約2万円となっています。それに64GBのmicroSD、三脚マウントアダプタなどがついたVmate Premium Packが219ドルからスタートとなっています。

いずれにせよクラウドファンディングのため市販価格よりかなり安めに手に入りOsmo Pocketの現在の市場価格約4万円の半額で入手可能なので、低価格で小型ジンバルカメラが欲しい方には美味しい案件。なおCapture Pocketのクラウドファンディングは現在残っている「Capture Pocket Early Bird」のコースでも約1.8万円なので、より安い方が良い場合はCapture Pocketが良いかもしれません。Snoppa Vmateのクラウドファンディングの詳細は以下のリンクから。

キリカ

キリカ

ガジェットショットを作った人。最近まで学生生活の傍ブログを書いていましたが、今はデザイナーとして働いています。休日は愛車の「エリーゼ」「ジュリエッタ」に乗ってドライブに出かけたり、写真を撮ったり楽しんでいます。