honor6 Plusファーストインプレッション&フォトレビュー 高い質感&使い勝手を両立

先日楽天モバイルの格安スマホアンバサダーにて頂いたhonor6 Plusのファーストインプレッションを書いていきます。


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honor6 Plusはファーウェイの5.5インチスマートフォン。国内では楽天グループが独占販売しており、SIMフリーとなっています。格安スマホアンバサダーで配布されたのはゴールドのみだったようですが、ホワイトとブラックもラインナップされています。

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右側面にスロット類とボタンが集中しており、左からmicroSIMスロット、nanoSIMスロット兼microSDスロット、スリープキー、ボリュームキーの順番で並んでいます。

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イヤホンジャックは上部に配置。

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左側面は金属フレームのみ。

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下部中央にmicroUSBポート。

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下部はXperia、上部はiPhoneのような見た目のフレームです。

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背面は6層のスターダストテクスチャとなっています。

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目玉のダブルレンズカメラ。

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5.5インチとしてはコンパクトで持ちやすいフォルムです。

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5.5インチFullHDの日本JDI製のIPS-NEOディスプレイは映像鑑賞に重宝するクオリティですが、周囲のベゼルが上下と左右で太さが違うせいで横持ちした際にバランスの悪さが感じられます。ベゼルの太さに差があるため視覚的に画面が沈んで見えます。先日の格安スマホアンバサダーイベントではiPhone 6 Plusと比べた様々な優位点を謳っていましたが、こういったところでのバランス感はAppleと比べると酷かもしれません。前面を全てブラックにするか、ベゼルのバランス感を整えてほしいところです。

honor6 plus one hand ui
使い勝手としては非常に良好で、格安スマホ市場の4万円代の機種としてだけでなく、他社のハイエンド機と比べても作り込みが感じられます。具体的には手首を傾ける事でナビゲーションキーを左右に寄せられる片手操作機能、タスクキーを長押しで直前のアプリに戻れる機能、ダブルタップでスリープ解除できつつも近接センサーでポケット内の誤操作を防ぐ配慮(Xperiaシリーズはポケット内で勝手にスリープ解除されて困る事もしばしば)だったりと、ソフトウェアが非常にユーザーの使い勝手を考えて丁重に作り込まれています。

honor6 plus lock screen
このタイミングで投入される機種としてはやや周回遅れのAndroid 4.4で出荷されAndroid 5.0へのアップデートは現在社内で検討中との事ですが、独特の「EMUI 3.0」を搭載していることからソフトウェアのグラフィックデザイン的には時代遅れ感を感じさせないものとなっています。どことなくiOS 7インスパイアな雰囲気ですが。

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ハードウェアの質感はゴージャスの一言。4万円代のスマートフォンの中では別格で、以前レビューしたASUSのZenFone 2の背面の金属風ヘアライン加工がされたプラスチックとは全く違う、実際に触っても感じる本物の高級感があります。XperiaとiPhoneを掛け合わせたようなフレームのデザインですが、以前レビューしたGalaxy S6 edgeとは価格差が2倍近くあるものの、USBポートなどの位置の美しさなど、アルミフレームの完成度はこちらの方が高く感じます。見た目だけでなく実用性も高いフォルムとなっており、5.5インチとしては両サイドでしっかりグリップできる上に背面が滑りにくいガラス素材との相乗効果で大変扱いやすくなっています。この持ちやすいフォルムに片手で使いやすいUIを搭載しているため、片手操作できる大画面スマートフォンとしては非常に高いレベルを実現しています。

楽天モバイル主催の「格安スマホアンバサダー」ということで安かろう悪かろうな機種をレビューする事になるかと思っていたので、こういった満足度の高いデバイスをレビューする事になったのはまさに棚から牡丹餅。ファーストインプレッションとしてはかなり好感触です。12ヶ月間分無料で使える月間3.1GBの高速通信が可能な楽天モバイルのSIMカードも頂いているので、じっくり格安SIM+SIMフリースマートフォンの魅力を探っていきたいところです。

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キリカ

ガジェットショットを作った人。本業はUI/UXデザイナー。趣味は理想のデスク環境作り、愛車「エリーゼ」「ジュリエッタ」でのドライブ、車旅を動画・写真に残す事。