懐かしのiPod Shuffle風にAirPods Proをドレスアップできるケース「クラシック・シャッフル」がSpigenから新発売されたので、メーカーのサンプルを頂きました。
クラシック・シャッフルはiPod ShuffleをモチーフにしたAirPods Pro用のケース。スマートフォンケースブランドのSpigenの展開する#SpigenClassicsの新作で、数年前に話題になったiMac G3 20周年記念iPhoneケース「Classic C1」に続き、人気を博した過去のApple製品のデザインを現代のガジェットのケースとしてリメイクしたアイテムとなっています。
この記事の目次
モチーフは4世代目iPod Shuffle(2010-2017)
iPod Shuffleは言わずと知れたAppleの音楽プレイヤー「iPod」シリーズのエントリーモデルで、曲名などの画面表示機能を一切有さず、本体に保存した音楽をシャッフル再生してランニングの際などに身に付けて聴けるミニマルな製品。今回モチーフとなったのは2010年〜2017年に販売されていた、第4世代のiPod Shuffle。アルミ削り出しの四角形の筐体に、丸いボタンが配置されています。
パッケージの同梱品
パッケージの中身は写真のとおり。クラシック・シャッフル本体のほか、簡易取り付けマニュアル、カラビナ、予備の両面テープが付属します。
AirPods Proとのサイズ比較
AirPods Pro本体と並べたところ。上下の角の丸みが無い分、一般的なAirPods Proのケースと比較してもサイズ感はひとまわり大きく感じます。
上パーツは両面テープで貼り付け
ケース自体は上下セパレートとなっており、上のパーツの内側にはデフォルトで両面テープが貼り付けられており、シートを剥がして取り付けます。先述したとおり、予備があるので剥がしてからも貼り直しも可能。
外観
AirPods Proに取り付けたところ。前面は充電インジケーターが見えるよう、穴が空いています。なお、言わずもがな前面の4つのボタンはダミーで操作はできないのであしからず。
背面はボタン位置がわかるようエンボス加工されているほか、ヒンジに干渉しないよう切り抜きが入っています。
上部にはさりげなくSpigenのブランドロゴ。
ケースをつけた状態で自立するのもこのケースの面白いところ。ケースを付けていない状態はもちろん、他のAirPods Proケースにも見ないデザインです。
実用性も高く、遊び心も忘れないAirPods Proケース
クラシック・シャッフルは「iPod Shuffle風ケース」という面白いコンセプトのAirPods Proケースですが、実用性に関しても申し分無いのがスマホケース老舗のSpigenらしいところ。付属のカラビナでカバンや服のループにフックしておける利便性はもちろん、グリップ感のあるシリコン素材でAirPods Proのツルツルな本体そのままと比べると毎日の開け閉めもしやすく、万が一落下させた場合の保護性能もスマホケースで培ってきた「エアークッションテクノロジー」で衝撃吸収してくれるという安心感も兼ね備えています。
メリット
メリットをまとめると以下のとおり。
- iPod Shuffle風の遊び心のあるデザイン
- 持ち運びに便利なカラビナ搭載
- 開け閉めしやすいシリコン素材
- 「エアークッションテクノロジー」による落下衝撃保護
- 有線・ワイヤレス充電もそのまま使える
デザイン性と実用性を兼ね備えているのは流石のSpigen製品。カラビナでぶら下げられるのは個人的にはAirPods Proケースにはマストだと思うほど便利です。
デメリット
逆にデメリットとしては以下のものを感じました。
- 柱状のデザインのためサイズ感が大きく感じる
- ホコリが付着しやすい
- AirPods “Pro”のみ対応
デザイン的にサイズ感がかなり大きく感じる形状なため、AirPods Pro特有のコンパクト感は無くなってしまうのは惜しいポイント。また、シリコン素材はグリップ感がある一方で、ホコリが付きやすいというデメリットも。この辺りはシリコン素材のスマホケースと共通のデメリットなので、そういったケースで気になった事がある方は注意した方が良いポイントかもしれません。また、本製品はAirPods Pro専用となっており、ノイズキャンセル機能の無い通常の「AirPods」には対応しないのでこちらも注意。
クラシック・シャッフルはAmazonなどの各種ECサイトで販売中で、AmazonとYahoo!のPayPayモールでの価格は約3,490円。発売当初はAirPods Pro本体のように人気で品薄だったようですが、現在は購入可能となっています。購入は以下のリンクから。