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ZenFone 3レビュー。外装が金属・2.5Dガラスになり格安スマホ感が払拭された一台

キリカ(管理人)

SIMフリースマートフォンを取り扱っているExpansysさんから海外版のZenFone 3をレビュー用にお借りしています。


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ZenFone 3はASUSのZenFoneシリーズの最新モデル。昨年レビューしたZenFone 2の後継機にあたるナンバリングで、スペックとしてはSnapdragon 625プロセッサ、5.2インチFullHDディスプレイ、3GBのRAM、32GBのストレージ、2650mAhのバッテリー、1600万画素のメインカメラ、800万画素のインカメラを搭載しています。ZenFone 3には5.2インチモデルのZE520KL、5.5インチモデルのZE552KLの2種類がラインナップされていますが、今回レビュー用にお借りしたのは5.2インチモデル。昨年のZenFone 2のレビューは以下のリンクから。

外観

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昨年のZenFone 2は低価格・SIMフリー・ハイスペックと三拍子揃っていましたが、質感としてはプラスチックを「ヘアライン加工した金属風」にプリントしたもので実際に触ってみるとツルツルしたプラスチックそのもの。今年のZenFone 3は前作のそういったチープさを払拭し、飛躍的に高級感を増した2.5Dガラス・金属を使ったボディとなっています。

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端子にはUSB type Cを採用。

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金属製のフレームはエッジがダイアモンドカットされており、かなりモダンで高級な印象に変わりました。従来のZenFoneシリーズでは背面に配置されていたボリュームキーは側面に移動しています。

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上部にイヤホンジャックを配置。

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背面も2.5Dガラスで質感が高く、持ちやすくなっています。

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カメラ部分は突き出た丸角正方形になっており、フレームと同じく面取り加工されています。

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カメラ下部に指紋センサーを搭載しています。

DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ対応)

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ZenFone 3はデュアルSIM仕様。片方のSIMスロットはmicroSD兼用となっています。従来デュアルSIM端末はメインSIMが4G/3G/2G、もう1枚のSIMは2Gオンリーといった構成でしたが、本機は1枚が4G、もう1枚が3Gといった構成が可能。データ専用のSIMカードで4G(LTE)のインターネットに接続しつつ、別の通話用のSIMカードを3Gで待ち受けする事が可能です。

AnTuTuベンチマーク結果

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AnTuTuベンチマークで計測した結果のスコアは62,951。Snapdragon 625ということで、以前取り上げたSnapdragon 650搭載のXperia Xのベンチマーク結果にはやや劣るものの、Snapdragon 801世代(Xperia Z3等)のフラッグシップを上回る性能となっています。

カメラ

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ZenFone 3は1600万画素と比較的高い画素数のカメラを搭載していることもあり、精細感の高い写真が撮影できる印象。

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料理を撮影したところ。

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背景をぼかして撮影できる「単焦点」モードで撮影した一枚。

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こちらも単焦点モード。

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こちらはオートで撮影。ZenFone 3は全体的にやや暗く撮れる印象。

SIMフリーの低価格帯でかつ高画素数を謳ったものには昨年レビューした1300万画素のZTE Blade V6のカメラがありましたが、撮れる写真のレベルは非常に残念でした。それと比べると今回のZenFone 3は1600万画素というカタログスペックだけでなく、撮れる写真もそれなりのものとなっている事がわかります。ただ、手ブレ補正の効きがイマイチと感じるシーンや、オートで撮影した際に暗く撮れてしまうシーンが多く、カメラのソフトウェアのチューニングはAppleやサムスン、ソニーなどのフラッグシップ帯で戦っているメーカーと比べると不満に思うところも。単焦点モードもiPhone 7 Plusの被写界深度エフェクトと比べるとボケ方が不自然に感じました。

ソフトウェアの作り込み

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従来のZenFoneシリーズに引き続きZenFone 3も素のAndroidと比べるとカスタマイズが施されており、設定から自分好みに変更できる点も多くあります。先に別記事の「ZenFone 3で確認しておきたい独自機能&設定8項目」としてまとめて公開してあるので、参考までに。

総評:格安スマホ感の無くなった高級感のある一台

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昨年のZenFone 2は当時の低価格帯のスマートフォンの中では価格に対する性能が高く、「格安スマホの決定打」としてレビューしました。今回のZenFone 3はそういったZenFone 2での低価格・高性能に加えボディのチープさを改善したボディや指紋認証搭載によって弱点を克服した格好。プラスチック製のかまぼこ型のボディの背面中央にボリュームキーを配置した「格安スマホのZenFoneっぽさ」を良い意味で払拭できており、印象は一変。手にした際に感じる満足度は大きくアップしています。逆に背面ボタンやかまぼこ型のボディが気に入っていたユーザーにとってはZenFoneらしさのアイデンティ的が薄れてしまっているとも取れますが、良い方向の進化なのではないでしょうか。

今回レビュー機を提供して頂いたExpansysではブラックとホワイトが28,800円、ゴールドが31,500円で販売されていますが、いずれも現時点で在庫切れとなっています。

同じ並行輸入品に関してはAmazonにて32,200円で販売中。送料込み・関税を別途支払い不要な点を考えるとExpansysと同程度の支払総額となっています。国内版に関しては楽天モバイルNifMoBIGLOBEが既に販売開始しており、UQ mobileは10月中旬取り扱い開始予定。また、本体単体ではASUS直販サイトでも42,984円で販売中となっています。

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