Verizonから販売されているSIMフリーのiPhone 5が故障したため、日本のアップルストアに持ち込んだ結果、交換修理の対応をして頂けたので報告したいと思います。
Verizonから販売されているiPhone 5の型番は「iPhone 5 A1429(CDMA)」となっており、auなどが使っているCDMA2000、docomoとSoftBankが使っているW-CDMAの両方の規格を利用でき、かつSIMロックがかかっていないという珍しい仕様。国内のau版のiPhone 5は、SIMロックのかかったiPhone 5 A1429のCDMA版。
Verizon版のiPhone 5のボタンが物理的に故障したため、アップルストアのジーニアスバーに持ち込んだ所、本体交換で対応して頂けました。
修理に出したVerizon版のiPhoneのモデル型番は「MD655LL/A」で、これはVerizonのiPhone 5の16GB・Whiteのものです。一方、修理の交換対応で出てきた物の型番は「ND105J/A」で、これはKDDIのiPhone 5のもの。
そのままdocomoのSIMカードでアクティベーションを試みた所、無事成功しました。
どうやらVerizonのiPhoneを日本のアップルストアで修理に持ち込んだ場合、SIMロックが解除されたau版(ドコモ・SoftBankでも利用可能)が交換品として提供されるようです。
ただ、SIMロックがかかっていないだけで、au版そのものなため他の国内版同様、カメラ音・スクリーンショット音は出るようになってしまうようです。
国内でVerizon版iPhone 5が故障しても、無音カメラを失ってしまう事が承知であれば国内版と変わりなく修理できるようなので、いざという時はアップルストアに持ち込める点が他の輸入端末と比べて安心できますね。
追記:交換時のiOSのバージョンはiOS 6.1.3(現在の最新はiOS 6.1.4)なので、JailBreakでドコモXiを利用する方法が使えなくなっています。